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万年人手不足の呪術界
特級呪術師の2人は
準2級の私とは違い、基本は1人で任務に向かう。
そのため、今日の様な夏油と2人の任務は珍しい。
「夏油と2人での任務なんていつぶりだろうね。」
『そうだね。Aは基本2人任務だと聞いてるけど』
任務に向かう車の中で、なんでもないような会話をしながら手元の資料に目を移す
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・担当者 𓏸𓏸𓏸𓏸
・廃墟旅館にて、7名の女性が行方不明に。
・男性呪術師が現場に向かうも3日間呪霊の気配無し
その後準2級呪術師男性1名女性1名派遣後、消息不明。
・1級〜特級呪霊と仮定
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『傾向を見る限り、女性を狙った呪霊だろうね。
今回の任務では僕の傍を離れないようにね。』
「うん。気を付ける。」
呪霊の中にも女性を狙った淫魔のような呪霊もいる。
今回は女性が現場にいない限りは現れない呪霊だから夏油は私と2人なのだろう。
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作者名:しらたき° | 作成日時:2023年10月9日 18時