счастливый кролик【ONEPIECE】

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ふと、前世の記憶がある事を思い出した。



厨二病と思われるかもしれないが、実際そうなのだ。

どうやって思い出したかって言われると、どう言えばいいのか困惑するが、強いて言うなら、よく言われる熱を出して、だったり、頭をぶつけて、強い衝撃を受けて、などではなく、
本当にスゥッと頭の中に入ってきた。

しかも、よくある悪女に転生して、主要キャラから嫌われる〜！や、モブに転生して、ヒロインになっちゃった〜！？ではなく、モブですらないキャラになった。

でも、周りの人達が優しいし、いっか〜でも何でもない。


私は


「ぶぅ」


兎に生まれ変わっていた。
鳴き声だけ聞くと豚の様だが。
せめて人間であって欲しかったｯｯｯｯ。


私が転生した世界はONEPIECE、とある町に居た主人公が海賊王になる物語。


ここで一つ勘違いしないで欲しいことは、私の周りは、名がちゃんとあるキャラクターだと言うことだ。

例えば私がいるこの町の、酒場の店主(美人)さん。
勘のいい人なら分かるだろうが、そう、酒場の店主はあのマキノさん。

よく、余ったサラダなどをよくくれる。


だが、愛情表現がすごい。いや、マキノさんだけでは無いのだが。



「ぷー」

「あ、いた！Aちゃん」



丁度いいタイミングで来てくれた。

今日は何をくれるんだろう、と思っていると、マキノさんは私の体を持ち上げ、どこかへ連れて行く。
歩いてる時も、マキノさんは「Aちゃんは可愛いわね」などと口説いたり、私の体にキスをしたりする。



(あぁ、もう！！！)



愛が重たい！！！！

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