. ページ19
.
乗ったはいいものの。
『え、落ちるでしょこんなの！！』
｢オレの腹に手巻き付けりゃいいだろ、行くぞー｣
『待って！！なっ、は、恥ずかしいよ！！！！』
｢はは、お前恥ずかしいんだな｣
うるさい！！と千冬の背中を叩く。
痛てぇよバカ！！と叫ぶ千冬を無視して、私を意を決して彼の背中に抱きついた。
『(あーーー！！恥ずかしい！！！)』
｢(あんなん言ったけど、恥ず……)｣
.
『うわー、綺麗だね。人もいないし』
｢だろ？見つけた瞬間A連れてこようと思った｣
風に吹かれる私たち。うん、さすがに寒い。
そう震える私を見て、千冬は｢ちょっと待ってろ！｣とだけ言って、どこかへ行ってしまった。
……＿＿＿＿＿＿＿＿数分後。
『うわっ！？！』
｢ほらよ｣
頬に暖かい感覚を覚え、私は後ろを振り返る。
すると、ニッカリと笑った、ほんの少し鼻が赤い千冬が、暖かいお茶を持っていた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 152人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ミルメーク味雪見だいふく - く〜っ！尊いぜ。ニマニマしてしまった！これが青春か！ (2022年4月4日 10時) (
レス) @page35 id: c9a330a0be (このIDを非表示/違反報告)
な(プロフ) - ももしろさん» ありがとうございます……！！軽い絡み！自然体を目指して書いておりますので、とても嬉しいです！ありがとうございます！！☺️☺️ (2021年11月29日 0時) (レス) @page12 id: ce2243e330 (このIDを非表示/違反報告)
ももしろ - ましで好きです千冬の軽い絡みが、、、！これから期待大過ぎます。頑張ってください！！ (2021年11月28日 23時) (レス) id: fcaa9069a2 (このIDを非表示/違反報告)
な(プロフ) - りなつぁん(●´ω｀●)さん» ありがとうございます！！推しにしてくれるんですね🥲🥲応援ありがとうございます！頑張ります！ (2021年11月28日 22時) (レス) id: ce2243e330 (このIDを非表示/違反報告)
りなつぁん(●´ω｀●)(プロフ) - この作品超絶好きすぎてやばいです！推しにします！(←日本語話せ？)更新頑張ってください！応援してます！ (2021年11月28日 21時) (レス) id: 5ecd6ef3df (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
