「行けない、行きたくない」【暗殺教室】

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Side瑠璃



ガシッ





「やめろって！！」





「2人ともケンカしてどーすんだ！！
教室の状況が激変したから苛立つ気持ちは分かるけど！！」





杉野君が渚を抑えて、磯貝君と前原君が2人がかりでカルマを抑える





「ぐ…こいつなんつーバカ力だよ…！！」





「...‼」





渚はあっけない





「中学生のケンカ、大いに結構



でも暗殺で始まったクラスです
武器で決めてはどうでしょう？」





…ん？





え、殺せんせー？！





「「(事の張本人が仲裁案を出してきた！！)」」





「なんで最高司令官のコスプレなのよ」





「ヌルフフフ
これに似合う格好を思いまして」





ドンッと置いたのは





赤と青のBB弾。





「二色に分けたペイント弾とインクを仕込んだ対先生ナイフ
チーム分けの旗と腕章を用意しました



先生を殺すべき派は赤

殺すべきでない派は青



まずしっかり全員が自分の意思を述べて、どちらかの武器を手に取ってください



この山を戦場に赤チーム対青チームで戦い
相手のインクをつけられた人ら死亡退場

相手チームを全滅か降伏させるか、敵陣の旗を奪ったチームの意見を

クラス全員の意見とする！



勝っても負けでも恨みなし！
どうです？」





「楽しそうだな殺せんせー
自分の生死に関わる問題なのに」





「ここにきて力技で決めるのかよ...」





「多数決でもいいですがそれも一種の力技です

この方式でも多人数有利は変わりませんが

この教室での一年の経験をフルに活かせば人数や戦力で劣るチームにも勝ち目がある



最も嫌なのはクラスが分裂したまま終わってしまう事

先生の事を思ってくれるなら...それだけはしないと約束して下さい」





「どうする？」





「…戦争で決めよう



殺すか殺さないか」





*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･
ほぼ会話文...

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