雨が降った日は…10 ページ1
☆雨が降った日は…
.
“ぼりぼりぼりぼり”
『ちょっと、ソクジンさん、』
JN「んー？なぁーにぃー」
『そんなにお腹空いてるんですか、？』
映画館に着くと、事前に席の用意をしてくれていたソクジンさんのお陰で良い席に座れた。
私が帰るのもっと遅くなったら…と考えると本当にホソクくんには助けてもらったと身に染みて感じるし、
きっと私を信じてくれていたであろうソクジンさんにも頭が上がらない。
何食べたい？という無邪気なソクジンさんの問い掛けに、定番のポップコーンで。と答えればまさかのLサイズ２つを頼んだ彼。
おまけにチュロス２本、ジュースもコーラのLサイズと来た。
ふ、太るよ…と恐る恐る言えば、え？大丈夫だよ、と呑気な返事。何を根拠に……？
席に着いたらポップコーンとチュロス、ジュースを私に１つずつ渡してくれたソクジンさん。
ごめんなさい。食べれません。
と心の中でつぶやいた。
JN「わー、ポップコーン久しぶりー！」
はしゃぐソクジンさんを尻目に、映画館で買ったパンフレットを読む私。
大好きな俳優さんばかりで、私のどハマりなキャストに惹かれてずっと気になってた映画。しかも脚本も私の好きな方。
仕事もあるし来れないかと思ってたけど本当に今日は幸せ。
JN「Aちゃん、はい、あーん。」
『な、なんですかっ、』
ポップコーン大量に口に詰め込まれた。
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作者名：ななペコ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Nanapeko71/
作成日時：2019年5月31日 18時
