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『なんだ…ホソクくん…』



HS「なんで残念そうな顔してるんだよ。まったく酷いなぁ笑」


『え、あ、そんなつもりじゃ』



HS「冗談だって笑

結婚おめでとう。」


『うん…ありがとう。』



HS「幸せになってね」


『うん。ありがと。



…ところでなんだけど。
どうしてこんなところに連れて来たの?』



今居るのは社員があまり通らないような滅多に使わない会議室への廊下。




HS「んー、なんとなく。びっくりさせたかっただけ笑」


『えぇ、なにそれ笑』



HS「なんかいいじゃん、誰も居なくて」



『…どういうこと?』


HS「違う、変な意味じゃ無いから。笑


じゃ。

大変だろうけど今はソクジンさんのことだけ考えるのが一番だよ。」


『う、うん…ありがと、』




そう言ってホソクくんは廊下を去って行った。


ホソクくんってなんでもわかるなぁ…
女同士の嫉妬の擦りつけ合いなんて陰湿なのに…





「「ねぇ、今のチョンホソクだよね?」」


「「あぁ、あれが秘書?」」


「「多分。だって普通の男性社員がここに居るわけないじゃない。」」



「「…さっき女と居たよね?」」


「「え、確か秘書って旦那だよね?

……不倫?」」


「「…やば。見ちゃったじゃん笑」」






『っ…』





どうしよう。


また変な噂が流れたら…







「Aちゃん!!」



『えっ?!』




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作者名:ななペコ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Nanapeko71/  
作成日時:2019年5月31日 18時

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