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JM「ふ笑」
『なに』
JM「小声で話すの楽しいよね」
『そうかな』
JM「そこは話に乗ってよ」
『ごめんごめん』
右隣に座るジミンくんが、楽しそうに話しかけて来る度ドキドキする。
耳元で声が響いて、深呼吸すれば彼の香りが鼻をかすめて、息を止めてじっとしていれば何故か右から手が出て来て、掌をくすぐってみたら口元を抑えながら笑うジミンくん。
JM「ねぇなんでくすぐるの笑」
『だって急に掌出してきたから、』
JM「飴欲しかったの笑」
『なんだ、そう言ってよ』
JM「面白過ぎ。」
『ごめんなさい』
JM「いや謝るところじゃない」
『はい飴ちゃん』
JM「ありがとう！Aがめっちゃ美味しそうに食べるから欲しくなっちゃったんだ」
『食べてたの見てたの？変態』
JM「え、なんでそうなるの」
眉間にしわ寄せて、私の思考回路を探っているようだけど、ジミンくんへの気持ちがバレたら嫌なのでとにかく突き放しておいた。
『ジミンくん…ここ分かる？』
自分で言うのもあれだけど、友達がいなくなってから約3週間、今まで遊んでいた時間は全部勉強に費やしていて、分からない問題が出てくるのも割と珍しいものだった。
だからジミンくん、解けるかなって、
JM「この問題難しいよね…
でもこの数式持ってきて当てはめれば簡単だったりする」
…そんな心配必要無かった。
彼は私よりずっとずっと凄い人だった。
『ジミンくん…成績普通だって言ったじゃん…』
JM「言ったよ」
『嘘付き。かっこいい。頭良い人好き。』
JM「なにそれ笑」
真に受けてないジミンくんを見て少しホッとしたりして。
思わず口から出てしまった言葉はもう取り戻せないから、彼が上手く受け流してくれればそれで平和に終わる。
平和ならそれでいい。私が彼の隣に居られる方法がそれなら平和でいい。
JM「俺も分からないとこあるから教えて欲しい」
『ジミンくんが分からないなら私も分からないってば』
JM「そんなことない。教えて。」
ね？と上目遣いされたら一発K.O。
分かっててやってるでしょ。
ずるいよジミンくん。
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ななペコ(プロフ) - Miyuさん» コメント有難うございます(*´-`) 感情移入して頂けて良かったです…(泣) 有難うございます!! 少しずつではありますが、更新させて頂きますので是非宜しくお願い致します♪ (2020年6月25日 22時) (
レス) id: 303b2058dd (このIDを非表示/違反報告)
Miyu(プロフ) - なんか涙が出そうな作品です。はやくジミン が誰よりも優しいということが周りに伝わって欲しいです！主人公頑張れ！そして、ななペコ様も更新頑張ってください！ (2020年6月25日 1時) (レス) id: 1c9dc44574 (このIDを非表示/違反報告)
ななペコ(プロフ) - rrrさん» コメント有難うございます(*´-`) 嬉しいお言葉有難うございます>< マイペースではありますが、期待にお応えできるよう頑張りますので宜しくお願い致します♪ (2020年6月9日 18時) (レス) id: 303b2058dd (このIDを非表示/違反報告)
rrr(プロフ) - すごく素敵なお話です…！(^^) これから楽しみです。頑張ってください:) (2020年6月8日 20時) (レス) id: aaef35e220 (このIDを非表示/違反報告)
ななペコ(プロフ) - アネ島さん» いつも有難うございます(*´-`) そう言って頂けて嬉しいです>< 是非これからも宜しくお願い致します♪ (2020年6月8日 1時) (レス) id: 303b2058dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななペコ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Nanapeko71/
作成日時：2020年6月7日 21時
