ユンギさんがデレデレだったら。

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「「いただきます」」



二人で手を合わせて、温かいホワイトシチューに手を付けた。



『やっぱりユンギのホワイトシチュー美味しい。』


「愛情込もってるから。」



『ふ笑』


「いやほんとに」


『なんでそんな真剣なの笑』


「だから、本気だから」


『はいはいありがとう笑』

「絶対思ってねーじゃん」




『ユンギ明日予定は？』


「無いよ。お前の為に空けてる」


『いつもありがとうございます…』


「なんだよ気持ち悪いな。俺が勝手に空けただけだよ。A明日予定ある？」


『ううん、あ、でも午前中に課題出しに行かなきゃいけなくて』


「わかった。ついてく」


『え、私一人で行けるよ』


「無理。最近お前のこと狙ってる奴多いから」


『それほんと？！
わぁ…遂にモテ期到来。』


「坊主にすんぞ」

『わお、やめてください』


「毎週日曜の午前はサッカー部だから余計一人で行かせたくない」


『よく知ってるね』


「友達がサッカー部だから」


『ユンギに友達居るんだ』


「キスマそこら中につけてやろーか。」

『そこら中は嫌です』



生徒全員から軽蔑の眼差しが向けられるだろうな。とか言ってニヤッと笑ってるとこ、相変わらずS過ぎる。




「昼はあの店行こうな」


『食べ放題？！』


「あぁ」


『やった！半熟卵乗せビビンバと期間限定キンパとサムギョプサル！それでユンギからキムチチゲ貰う！』


「よく覚えてんな笑」


『お粥事件は一生忘れないと思う』


お互い駆け引きばっかりで、苦しくなった事もあったけど、付き合う前に出来た思い出も変わらず大好き。





「あれから3年半経つんだな」


まだ湯気が出ているお揃いのコーヒーカップに手を付けて珈琲を飲むユンギ。


毎年一年に一回カップを変えるって約束して、それから毎年2人でカップを選ぶのが凄く楽しいし幸せ。




『あっという間だね。食べ放題のお店行くのも1年ぶりくらいだよ』


「お前と付き合って良かった」


『急に怖い怖い』


「いや本心だから」




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