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『お疲れ様でした〜』
冷えた外に出て、ユンギにカトクを送る。
バイト終わったよ
既読
既読だけ付いて、返信は来なかった。
急いで来てくれてるんだろうか…
息を吐いたら白く雲が浮かび上がって、風がよく吹くこの時期にコート1枚ってとことん失敗した。と思った。
「A」
聞き慣れたユンギの声。
ハァハァって白い息を漏らしながら私に抱きついてきて、びっくりしてどうしたのって聞いたら、
「まじで会いたかった」って言われた。
「待たせてごめん。寒かっただろ。」
『全然待ってないよ。ありがとう。
バイトお疲れ様！』
「ん。Aもお疲れ様。」
冷たくなったユンギの手を握ったら、ユンギが羽織ったコートにそのまま手を入れられた。
『さっきの答え言って』
「聞き慣れた言葉だろうにそんなに聞きたいのかよ」
『じゃあなんで焦らしたの！』
「気を引きたかったから」
『もう引かれてるけど』
「知ってる」
答えは分かってるんだけど、それでもあんなふうに焦らされたらユンギの口から聞きたくなるじゃん。
「最近言い過ぎた。言葉の重要さをもっと改めた方が良いな。」
『え、なにそれ』
「取り敢えず、今日何食べる？」
ゆっくり歩く私に歩調を合わせてくれる。
『あ、話逸した！』
こうして迎えに来てくれるのは何度目だろう。ユンギだって疲れてるだろうにいつも走って来てくれて。
『あったかいものがいいね。』
「そうだな。」
そう言って優しく笑うユンギ。
『帰ったらぎゅーして。』
「え？」
『嫌だ？』
「全く嫌じゃない。何急に。心臓破裂するんだけど。可愛い。愛してる。」
言葉の重要さを改めるんじゃなかったっけ。
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ななペコ(プロフ) - かんなぎさん» コメント有難うございます!! 嬉しいです！もっともっと愛しちゃってくださいませ…(*´-`) (2021年9月17日 18時) (
レス) id: 303b2058dd (このIDを非表示/違反報告)
かんなぎ - 愛してます (2021年9月17日 15時) (レス) id: dbaac0d8ef (このIDを非表示/違反報告)
ななペコ(プロフ) - オモチさん» コメント有難うございます…！わわ！最後までお付き合い頂き有難うございます(泣) (2020年4月21日 1時) (レス) id: 303b2058dd (このIDを非表示/違反報告)
オモチ(プロフ) - 終わっちゃったぁぁぁぁ泣 (2020年4月20日 18時) (レス) id: 5d2badd2bb (このIDを非表示/違反報告)
ななペコ(プロフ) - チョコタピさん» コメント有難うございます(*´-`)こちらこそ最後までお付き合い頂き有難うございました…！(T T) (2020年3月1日 23時) (レス) id: 303b2058dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななペコ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Nanapeko71/
作成日時：2019年12月8日 20時
