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『ユンギってどうしてそんなに良い人なの。
育ての親が良過ぎるから？そういうこと？』
「なんだそれ」
ソファに寄りかかって2人でぼーっとテレビ観てて、さっきまで話してた香水事件の回想を頭に浮かべてたらユンギって欠点無いくらいに素敵な人過ぎるって改めて気付いた。
『ユンギが彼氏で幸せ』
「ふはっ笑 何急に？俺もだよ」
散々言ってるだろーって頭ワシャワシャされた。
これが出掛ける前とか出かけてる最中だったらブチ切れてるけど、今は夜で一日の終わりだからこれから外に出ることもないし、
案外ワシャワシャされるの嬉しい。
『そういえば私達、倦怠期来てないけど…大丈夫だよね…？』
本人に聞くことじゃないとは分かってる。
聞いて解決する事でもないし。
でも、聞いても関係が崩れるほど脆い私達じゃないのも分かってる。
「なにそれ。倦怠期って。」
『知らないの？！』
「知るわけ」
『カップルに絶対訪れるって言われてる恐怖の期間だよ！』
「なんだそれ。」
サイドテーブルに置いてあった携帯をおもむろにいじり始めて、あっこれかってサイトをタップするユンギ。
「気持ちが冷める…？
んだよ。ありえねぇ。」
ユンギは携帯を元にあったサイドテーブルに戻して、またテレビを観始めた。
「自分だけの問題じゃないから無責任にはっきりとは言えないけど、俺の理論上一生来ねーよ。
だって3年半付き合ってても全く飽きないし、これから結婚して状況がまるで変わるんだよ。
俺はAを大切にする自信があるし、
Aを飽きさせない自信もあるよ。あ…それは言い過ぎか？」
そんな風に具体的に考えて自信満々に喋ってくれて、一人でうじうじしてた自分が情けない。
『3年半付き合ってても知らないユンギの顔がどんどん出てくるんだもんなぁ…』
「どんな顔？」
『色んな顔』
「俺結構つまんない人間だけど。」
『任せて。私はユンギの奥底に秘めた新しい姿を引き出す力がある！』
「確かに。」
『え、否定してよ。そこ否定するところだよ。』
「かわい」
『だから、
そういうこと言えばなんでも許されると思ってるでしょ？』
「思ってないよ」
『絶対思ってるよ。うわぁ。策士だ。』
「じゃあ聞くけど、いつも下着がチラッと見えてんのってそれで俺落とせると思ってるからだろ？」
『はっ？！なにそれ！早く言ってよ！』
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ななペコ(プロフ) - かんなぎさん» コメント有難うございます!! 嬉しいです！もっともっと愛しちゃってくださいませ…(*´-`) (2021年9月17日 18時) (
レス) id: 303b2058dd (このIDを非表示/違反報告)
かんなぎ - 愛してます (2021年9月17日 15時) (レス) id: dbaac0d8ef (このIDを非表示/違反報告)
ななペコ(プロフ) - オモチさん» コメント有難うございます…！わわ！最後までお付き合い頂き有難うございます(泣) (2020年4月21日 1時) (レス) id: 303b2058dd (このIDを非表示/違反報告)
オモチ(プロフ) - 終わっちゃったぁぁぁぁ泣 (2020年4月20日 18時) (レス) id: 5d2badd2bb (このIDを非表示/違反報告)
ななペコ(プロフ) - チョコタピさん» コメント有難うございます(*´-`)こちらこそ最後までお付き合い頂き有難うございました…！(T T) (2020年3月1日 23時) (レス) id: 303b2058dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななペコ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Nanapeko71/
作成日時：2019年12月8日 20時
