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貴方side
ガンッ!!
「うッ」
何とかハクが敵を斬ることができた
フラッ
やばいっ…ハクが…!!
ザッ
ハクが倒れかけた時、違う兵がハクを斬った
貴方「ハク!!!」
ハクが落ちちゃうっ…!!
ヨナ「ハク!!」
周りの兵を振り切って間一髪ハクの腕をつかむことが出来た
貴方「ぅあぁっっ…」
ハク「離せっ…!!姫さんっ…」
貴方「嫌よっ…!絶対に…!」
ハク「っ…!後ろ!!」
振り向くと一瞬、剣を振りかぶっている兵が見えた
その後目の前が真っ赤になった
右目が熱い
痛い
見えない
貴方「あ゛ぁぁぁ!!!」
斬られたんだ…目を…
ハク「Aッ!!!」
貴方「っ…だい…じょうぶよ…っあなたは…絶対離さないからっ…!」
ヨナ「姉さんっ!!!」
テジ「よし!下は奈落だ、A姫も弱っている!二人を落とせ!!」
ダメっ!!絶対に…!!ハクだけでも…!
貴方「うっ…あぁ!!」
ヨナ「あっ!!!」
貴方「ヨナっ!!!」
ヨナがっ…ヨナがっ…
私がっ…もっと…もっと強ければっ…!!
貴方「クソっ…!!!!!!」
「高華国屈指の武人、ソン・ハク、第一皇女、A姫を討ちとれるなど……なんたる名誉」
私が退いたらハクの手に剣が…
私は…刺されてもここを退かない…!
ヨナ「離れて!!」
…ヨ ナ…?
貴方「…ヨナっ!髪がっ!!」
ヨナ「二人から離れなさい!!」
「姫…」
ヨナ「離れなさい!!」
「姫様は大人しく…」
テジ「よせ!!姫は傷つけるな!」
「しかし…」
貴方「ハクっ……ごめん…もう…」
ハク「…姫さん」
ヨナ「ハク!姉さん!今助けるから」
ヨナ「くうっ!」
ハク「馬鹿野郎…逃げろ あんたたちには無理だ…早く遠くへ…」
ヨナ「やだ!絶対!ハク!死んだら許さない…!!」
ヨナが…泣いてる…っ
テジ「何をしている!ハクとA姫からヨナ姫を引き離せ!!」
ヨナ、A「!!」
ガクッ
身体が落ちていく
どうにかしてヨナを守らないと!
見にくい視界から気絶したヨナを見つけ出し抱きしめた
これで少しはっ…!
それから私は恐怖と痛みに耐えきれず気を失った
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N太郎(プロフ) - 海月さん» ありがとうございます!直させていただきました! (2021年10月28日 21時) (レス) id: 377db8c4e1 (このIDを非表示/違反報告)
海月 - とても面白かったです。ですが誤字がありました、イル「じゃあ父上と姉さんがやってよ」になってますよここは本来ヨナの台詞だと思います (2021年10月28日 17時) (レス) @page7 id: 1927aaa4c8 (このIDを非表示/違反報告)
N太郎(プロフ) - 彩さん» 気づきませんでした!すいませんありがとうございます! (2021年8月12日 13時) (レス) id: 377db8c4e1 (このIDを非表示/違反報告)
彩(プロフ) - 凄くいいお話です!ですがちょっと間違えちゃっていますね ハク「やだ!絶対!ハク!死んだら許さない…!!」の場所が主人公かヨナのセリフだと思うんですがハクとなってしまっています。コメント失礼しましたm(_ _)m (2021年8月12日 4時) (レス) id: aa405bd823 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:N太郎 | 作成日時:2021年7月10日 23時