検索窓
今日:7 hit、昨日:6 hit、合計:31,984 hit

29 ページ31

貴方side


私が泣き止んだ頃、ムンドクは私が聞けなかった話をし、先に屋敷に戻っていった


今私はゆっくり屋敷に戻りながらさっきの話を振り返っている


川が枯れていたのは火の部族がせき止めていたから、そして…せき止めている理由が…


スウォンが即位するのを認めなかったから…



ムンドクは頼っていいって言ってくれた


私はその言葉だけで十分心が楽になった


でも…ごめんなさいムンドク


私…決めたわ…


ーーーーーーーことを…




屋敷に着くとヨナの部屋から賑やかな声が聞こえてきた


どうしたのかしら…


ヨナ…とテヨン…?


貴方「テヨン…どうしたの…?」


ヨナ「姉さん…」


ハク「テヨンが発作で倒れて、来るはずだった商団が何者かに襲われたんですよ」


貴方「そんな…!テヨンは大丈夫なの…!?」


ハク「今ヘンデがひとっ走り薬を調達しに行ってます」


貴方「そう…よかった…」


貴方「ねぇ…ハク」
ヨナ「ハク…あの…」


貴方、ヨナ「私に何かできることない…?」


ハク「…そーだな、女官殿はもーちっと色気を身につけるこったな」


貴方「はぁ……?」


ハク「こいつを見ろ、リナさんと同い年だがあっちこっち違うだろ?ナナさんより年下だぞ?」


確かにそうだけど…!!


ヨナ「ハクお前 私がマジメな話を……」


ヨナほっぺつままれてて可愛い…‪w


ハク「いーんだよ あんたは風牙の都でのんびり暮らせば」


ハク…あなたもしかして…


それは…とめなきゃ…!!


ハクがいなくなったらヨナは…!!





その日の夜…私はハクを探すことにした…


貴方「ハク…どこだろ…」


ムンドクのところかしら…


ついでに話しておきたいこともあるし…


覗いてみよう…



カタッ


貴方「ムンドク…いる…?」


ムン「…おぉ姫様、どうなされましたか?」


貴方「ムンドク…ハク知らない…?」


ムン「いえ、見ていません」


貴方「そう…どこ行ったのかしら…」


ムン「そんな事より、何かお話があったのではありませんか?」


貴方「あぁ…そうね…ムンドク…私…夜が明けたら…ここを出るわね…」


ムン「やはりあなたも…」


貴方「という事はハクもなのね…」


ムン「はい…あいつは姫様達を任すと言っておりました…」


貴方「そう…でもね…ここにヨナも私も居たらすぐ居場所がバレてしまう…だから私はここを出るわ…私がよそで騒げばヨナがここにいることがバレずらくなるから…」

30→←28



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (18 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
69人がお気に入り
設定タグ:暁のヨナ , 原作沿い ,
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

N太郎(プロフ) - 海月さん» ありがとうございます!直させていただきました! (2021年10月28日 21時) (レス) id: 377db8c4e1 (このIDを非表示/違反報告)
海月 - とても面白かったです。ですが誤字がありました、イル「じゃあ父上と姉さんがやってよ」になってますよここは本来ヨナの台詞だと思います (2021年10月28日 17時) (レス) @page7 id: 1927aaa4c8 (このIDを非表示/違反報告)
N太郎(プロフ) - 彩さん» 気づきませんでした!すいませんありがとうございます! (2021年8月12日 13時) (レス) id: 377db8c4e1 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 凄くいいお話です!ですがちょっと間違えちゃっていますね ハク「やだ!絶対!ハク!死んだら許さない…!!」の場所が主人公かヨナのセリフだと思うんですがハクとなってしまっています。コメント失礼しましたm(_ _)m (2021年8月12日 4時) (レス) id: aa405bd823 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:N太郎 | 作成日時:2021年7月10日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。