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貴方side
ガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリ
貴方｢ハク…うるさい…｣
｢長ーっ、若長ーっ｣
ガリガリガリガリ
｢川の水がない〜っ｣
ガリガリガリガリ
｢日照りでもないのに｣
ガリガリガリガリ
｢命の水とも言える川がっ｣
ガリガリガリガリ
ハク｢わかっとるわ小心者共、今ヘンデを上流の調査に向かわせている｣
ガリガリガリガリ
｢何してんの？長｣
ハク｢もしこれからずっと川が枯れてたら当分は商団から水を買わなきゃならない、遠方へ行ったとしても人手とそれにかかる費用ときたら…ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ｣
ハク…？
ハク｢クックック…もはや笑えてくるな｣
テウ｢金の計算か｣
テヨ｢兄ちゃん、お姫様達守ってるのも金目当てって聞いたけど本当か？｣
え…嘘…
ハク｢他に何があるってんだ｣
なっ…！！
｢あっ！長老だ！ムンドク長老が帰ってきたーーっ！！｣
ハクとヨナは走り出した
ムンドク…
私も行こうかな…
そうして私はゆっくりと歩き出した
あ、いた…
ヨナ、ムンドクに抱きしめてもらってる…
いいな…
？
なんでいいななんて思ったんだろう…？
まぁいっか…
テヨンも高い高いされてる
可愛いな〜
ムンドクと目が合った…
ムン｢…！！ひめさ…｣
貴方｢ムンドク…｣
｢ヘンデどうしたんだお前…っ！！｣
貴方｢あっ…｣
ムンドクは行かないと行けないから私が引き止めたらダメよね…
ゆっくりと目線をそらしてムンドクに向かうように促した
ムンドクも理解してくれたのかヘンデの元へと向かってくれた
私も行こう…
貴方｢…｣
ヘンデの元に着いた時にはほとんどの話が終わってみんなが動き出した時だった
遅かったかな……
どうしよう……
ムン｢A姫様｣
貴方｢！？…ムンドク…どうしたの？｣
ふわっ……
貴方｢え…？｣
優しい匂いに包まれた…
暖かくて…気持ちいい…
ムンドクに抱きしめられてるんだ…
ムン｢A姫様…よかった…ご無事で…｣
ムンドクだ…
貴方｢…ありがとう、ムンドク…｣
泣きそうになる…
ムン｢姫様、貴方は無理をしてしまうところがおありでしょう｣
貴方｢…そんなことないわよ、私は大丈夫だから、無理なんかしてないわ…｣
ムン｢いいえ…私には分かります…無理はなさらないで…あなただってまだ17歳です、人に頼っても大丈夫なんですよ…｣
涙が頬を伝った
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N太郎(プロフ) - 海月さん» ありがとうございます！直させていただきました！ (2021年10月28日 21時) (
レス) id: 377db8c4e1 (このIDを非表示/違反報告)
海月 - とても面白かったです。ですが誤字がありました、イル「じゃあ父上と姉さんがやってよ」になってますよここは本来ヨナの台詞だと思います (2021年10月28日 17時) (レス) @page7 id: 1927aaa4c8 (このIDを非表示/違反報告)
N太郎(プロフ) - 彩さん» 気づきませんでした！すいませんありがとうございます！ (2021年8月12日 13時) (レス) id: 377db8c4e1 (このIDを非表示/違反報告)
彩(プロフ) - 凄くいいお話です！ですがちょっと間違えちゃっていますね ハク｢やだ！絶対！ハク！死んだら許さない…！！｣の場所が主人公かヨナのセリフだと思うんですがハクとなってしまっています｡コメント失礼しましたm(_ _)m (2021年8月12日 4時) (レス) id: aa405bd823 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：N太郎 | 作成日時：2021年7月10日 23時
