14 過去編 ページ16
ハクside
ハク｢言いよられてる！？wwww｣
ヨナ｢本当だってば！あのカン・テジュンとかいう人度々城に来ては私に贈り物やら遊びに誘ったりするのよ、華のように愛らしいだのその瞳の矢に射抜かれただのムズムズする台詞ばっかり！｣
王には現在皇太子がいない
ここは姫を懐柔して玉座を手に入れようと言うわけか
ヨナ｢すっごくしつこいのよ｣
ハク｢言えば良いではないですか『私にはスウォンという心に決めた人がいます』って｣
あぁ…
ヨナ｢だって……片想いだし｣
だから城に来るのは嫌なんだ
ヨナ｢それを言ったら本人の耳にも入っちゃう｣
ハク｢俺の知った事じゃねー…｣
ヨナ｢面倒くさそうに言わないでっ｣
ハク｢じゃあカン・テジュン様とテキトーに仲良くするんですね、たまには外の話を聞くのも必要ですよ｣
ヨナ｢えっ……ハク冷たい、スウォンなら絶対そんなこと言わないわ｣
ハク｢ーーーだったら！スウォン様に守ってくれと泣きつきゃいいだろうが！｣
あー！！
貴方｢ハク！｣
ヨナ姫と別れて城の中を歩いていると後ろから呼ばれた
振り返るとヨナ姫の姉A姫が手を振ってこっちに歩いてきていた
この姫さんも俺が城に来たくない理由の一つだ
貴方｢ハク、久しぶりね イラついているように見えるけどどうしたの？｣
ハク｢なんでもないですよ｣
A姫はヨナ姫よりも俺と歳が近いせいかそれほど話すのは面倒くさくない
だが…
貴方｢ヨナから相談されたからでしょう？カン・テジュン様の事とか？｣
ハク｢わかってるなら聞かないでください｣
貴方｢あらあら、当たってたのね、ふふ｣
ハク｢貴方だってカン・テジュン様から言いよられてるでしょう？｣
貴方｢いいえ、全くよ カン・テジュン様は可愛らしい子が好きらしいの、私はこんなキツそうで男の人みたいな顔だから言いよられないのよ、ヨナみたいに可愛くないからね｣
この姫さんは自己肯定感が低すぎる
貴方｢言いよられないところは楽なんだけど…ヨナに迷惑がかかってるのよね…できるだけあの人を近づけないようにしてるんだけど…｣
あと、優しすぎる
貴方｢スウォンにヨナを守ってもらおうとしたんだけど…あまり期待はできそうにないのよね…｣
ハク｢A姫もスウォンが好きなんでしょう？ヨナ姫のところに行かせていいんですか？｣
貴方｢……いいのよ、ヨナの方が彼に似合ってる、私は大丈夫｣
やっぱり優しすぎる
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N太郎(プロフ) - 海月さん» ありがとうございます！直させていただきました！ (2021年10月28日 21時) (
レス) id: 377db8c4e1 (このIDを非表示/違反報告)
海月 - とても面白かったです。ですが誤字がありました、イル「じゃあ父上と姉さんがやってよ」になってますよここは本来ヨナの台詞だと思います (2021年10月28日 17時) (レス) @page7 id: 1927aaa4c8 (このIDを非表示/違反報告)
N太郎(プロフ) - 彩さん» 気づきませんでした！すいませんありがとうございます！ (2021年8月12日 13時) (レス) id: 377db8c4e1 (このIDを非表示/違反報告)
彩(プロフ) - 凄くいいお話です！ですがちょっと間違えちゃっていますね ハク｢やだ！絶対！ハク！死んだら許さない…！！｣の場所が主人公かヨナのセリフだと思うんですがハクとなってしまっています｡コメント失礼しましたm(_ _)m (2021年8月12日 4時) (レス) id: aa405bd823 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：N太郎 | 作成日時：2021年7月10日 23時
