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貴方side
ハク｢ーーー酒にでも酔っておいでか？戯れ言にしては度が過ぎますよ｣
スウ｢…姫達に聞いてみるといい、その目で王の死を確かめられたのだから｣
ハクが大刀をスウォンに向けて振るう
スウォンが受け止め、金属のぶつかる思い音が響く
こんなの…見たくない…
ハク｢真実を言え…！｣
スウ｢偽りじゃない｣
ハク｢スウォン！！国王を弑逆しただと…！？お前が…あの優しい王を…！｣
2人が後ろに下がる
傭兵｢スウォン様ここは私が｣
スウ｢下がっていなさい近づけば首が飛びますよ、目の前にいるのはこの緋龍城の要、五将軍の一人、ソン･ハクです｣
傭兵達がざわめいた
傭兵｢ハク……！？あいつが高華の"雷獣”と噂される…｣
ハク｢……なぜだ？王位の簒奪か？いやお前は…そんなものに執着する奴じゃないだろう？武器を厭うか弱き王に刃を向けたのか？てめぇの誇りがそれを許したのか！？｣
スウ｢ーー弱い王など……この国には必要ない｣
2人が斬り合う
仲良良かった2人が……
苦しい…
傭兵｢待て！！そこまでだ｣
私達の周りを傭兵達が取り囲んでいる
ハクが……
ヨナを守らないと……
傭兵｢スウォン様ご無事ですか？｣
ハク｢スウォン、俺が見ていたスウォンは幻だったのか？お前になら、姫達を任せてもいいと…思っていたのに…｣
スウ｢……貴方達の知っているスウォンは最初からいなかったんです｣
聞きたくない……
私はヨナを抱きしめた…
スウ｢道を拒む者があれば切り捨てます、誰であろうとも｣
ヒュッ
カッ
傭兵｢！！｣
矢が傭兵の足元に刺さった
傭兵｢矢！？一体どこから…｣
傭兵が気を取られた瞬間ハクがヨナと私は抱えて走りだした
傭兵｢しまった、逃がすな！｣
後ろで声が聞こえた…
ミン｢将軍っハク将軍…っこちらです｣
ハク｢矢はお前か、ミンス…陛下が…｣
ミン｢はい、さっきの会話を聞きました、ヨナ姫様…陛下は…本当に亡くなられたのですか｣
ヨナは光の無い目で頷く
ミン｢……そうですか、申し訳ありません、どうしても信じられなくて……先刻まで姫様のお誕生日だと幸せそうに笑っていらしたのに｣
遠くから傭兵の声が聞こえる…
私達も……殺されるのかな…
でも…ヨナが守れたら…もう…いいや……
ハク｢見つかるのも時間の問題だな｣
ミン｢私が逃げ道を確保します、皆様はこの城から脱出してください｣
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N太郎(プロフ) - 海月さん» ありがとうございます！直させていただきました！ (2021年10月28日 21時) (
レス) id: 377db8c4e1 (このIDを非表示/違反報告)
海月 - とても面白かったです。ですが誤字がありました、イル「じゃあ父上と姉さんがやってよ」になってますよここは本来ヨナの台詞だと思います (2021年10月28日 17時) (レス) @page7 id: 1927aaa4c8 (このIDを非表示/違反報告)
N太郎(プロフ) - 彩さん» 気づきませんでした！すいませんありがとうございます！ (2021年8月12日 13時) (レス) id: 377db8c4e1 (このIDを非表示/違反報告)
彩(プロフ) - 凄くいいお話です！ですがちょっと間違えちゃっていますね ハク｢やだ！絶対！ハク！死んだら許さない…！！｣の場所が主人公かヨナのセリフだと思うんですがハクとなってしまっています｡コメント失礼しましたm(_ _)m (2021年8月12日 4時) (レス) id: aa405bd823 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：N太郎 | 作成日時：2021年7月10日 23時
