自分の思いを大切に、、、 (ページ5)

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Trick or Treat！ページ5

私の魔女の衣装は、紫で統一してある。
魔女のとんがりボウシに、ワンピース。
スカートの部分が、ふわりとしていて気に入っている。
レースでできているミニマントを付けてっと。
黒い膝までの靴下に紫のショートブーツ。
首に、金色の鈴を向けると完成！
あとは、カゴに作ってきたお菓子をどっさりと。

みんなとお菓子を交換するつもりだからね。

「ハルター！Trick or Treat！」
ﾊﾙﾀ「うわっ、A？」
「うん、お菓子をくれなきゃイタズラするよ？」
ﾊﾙﾀ「はい、あげる」
「私もどうぞ」
ﾊﾙﾀ「それよりさ、コウメ知らない？ずっと探してるんだけど」
「コウメ？多分向こうにいると思うけど、」
ﾊﾙﾀ「ありがと！じゃあ！」
ハルタ、、ナースたちに何されたんだ、、
妖精の仮装なんてしちゃって、、、
気の毒に、

さってっと、
次はマルコだ！

「Trick or Treat イタズラしていい？」
ﾏﾙｺ「やめてくれよいほら、あげるからねい」
「やったー！マルコありがとう！じゃね」
ﾏﾙｺ「あー、って、イゾウが探してたのにねい」
この、マルコのつぶやきは、聞こえていなかった。

それから、、あとはイゾウ！

あれ？イゾウどこにいんだろ。
うーん、探すの疲れたからなちょっと裏に行こ。

？「誰だ？」
「あれ？イゾウ？」
ｲｿﾞｳ「その声は、Aか、」
「そうだけど、なんでここにいるの？」
ｲｿﾞｳ「仮装がちょっとなあんまり見ないでくれよ」
イゾウの仮装は月明かりに照らされて、よく見えなかった。
「えー、どんな仮装でもイゾウだからさ」
ｲｿﾞｳ「そうか？」
「うん！見せて」
ｲｿﾞｳ「はぁ、分かった」
イゾウの仮装は、九尾の狐。
妖艶だった。

「き、綺麗」
ｲｿﾞｳ「ほんとか？ありがとな」
「色っぽいね～」
ｲｿﾞｳ「お前な、、そんなこと言うんじゃねぇよ」
「色っぽいんだもん！」
ｲｿﾞｳ「Trick or Treat だからさ、イタズラしていいか？」

そう言って、イゾウは色っぽく笑った。

私は、頷くことしか出来なかった。