あなたと私は同じで違う (ページ25)

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ようこそ、元革命軍さん？ 3 ページ25

ネモフィイside
知らない船内に、1人っきり。
落ち着くけど、やっぱり静かだな。
さっきまでみんなといたし。
そう思ってたら、ウトウトと、、
コンコン
誰だろう、あれ、
ﾈﾓ「はーい？」
ｴｰｽ「俺だよ、トギリいや、ネモフィイか、、」
ﾈﾓ「!?エース!?」
ｴｰｽ「ああ、久しぶりだな」
そう言って、ムギゅーっと抱きしめられる。
ﾈﾓ「ちょ、エースきつい」
ｴｰｽ「ごめんな、久しぶりに会ってつい嬉しくてな」
か、顔が近いのにそんな事言わないで、、、破壊力が、、
ｴｰｽ「あのさ、俺、いい所があるんだ」
ﾈﾓ「いい所？」
ｴｰｽ「ちょっと着いてきてくれよ」
そう言いながら、私の手を引く。
そして、連れていかれたところは、見張り台。
ちょうど、夕日が綺麗に輝いている。
赤、紫、青、、、
たくさんの色の、グラデーションがかかって。
この世で初めて見たみたい。
ｴｰｽ「どうだ？お前にこの景色を見せたかったんだよ」
ﾈﾓ「ありがとう、エース、私すっごい感動した」
ｴｰｽ「そうか、、」
ﾈﾓ「ん？、どうかしたの？」
ｴｰｽ「いや、あのさ、」
ﾈﾓ「なぁに？」
ｴｰｽ「お前、好きな人いるのか？」
ﾈﾓ「!?なんでその事を？」
ｴｰｽ「なんだ、いるのか、、」
ﾈﾓ「誰に聞いたの!?」
ｴｰｽ「いや、内緒だ」
ﾈﾓ「なら、エースも好きな人いるの？」
ｴｰｽ「ああ、」
ﾈﾓ「そう、、だよね、、」
ライラさんが言ってることを信じていない訳では無い。
でも、すこし不安だし、自分に自信が無い。

私は、まだ、勇気を出せないかな。