とある島の話 ３ ページ38
？「トギリさん？トギリさん？」
「ごめんなさい、寝てたかしら？」
私に声をかけてきたのは、先輩のホノミさん。
ﾎﾉﾐ「大丈夫よ、他の人にはばれていないしね」
「ありがとう、サボりと思われたら嫌だからいきましょうか」
ﾎﾉﾐ「ええ、ではまたね」
ホノミさんとは、同じ相部屋でとてもよくしてもらっている。私の教育係で、たくさんのことを教えてもらった。その中には私たちの役に立ちそうな情報も結構あった。
？「トギリさん？お皿は洗いました？」
私に声をかけたのは、私の上司的な人、エリーラさんだ。この人は普段から少し厳しくて、ちょっと苦手な感じ。
「あ、はい今から洗います！」
ｴﾘｰﾗ「今からでは遅いです、城内、１分1秒も無駄になさらないようにね」
「はい、気を付けます」
ｴﾘｰﾗ「スミレ様がおよびでした、早く行きなさい」
「分かりました」
スミレ様は、この国の王の娘。
お姫様ということだ。ちなみに長女で下にルナとスピという妹さんがいる。
コンコン
「スミレ様、失礼いたします」
ｽﾐﾚ「いいえ、急に呼び出してしまってごめんなさい」
スミレ様は、私より5歳年下。それなのに、とても落ち着いている。
「なんのご用でしょうか」
ｽﾐﾚ「本日、、その、キュラと、、デートに行くのですが」
「そういうことですね、分かりました 場所はいつもの公園で？」
ｽﾐﾚ「はい、秘密基地でと伺いました」
「では、準備をしておきます」
ｽﾐﾚ「ありがとう、トギリさん」
キュラ、というのはスミレ様の彼氏。
商人の跡取り息子で、スミレ様が通う学校の同級生。どちらとも、好意はあったが身分違いだと言い出せず。とある事件で付き合うことになったのだ。
ｽﾐﾚ「あなたにバレて本当によかったわ」
「私は言う気はありません、言ったとしてもあなた様が悲しむだけです」
ｽﾐﾚ「そんなところが好きなのよ」
「ありがとうございます、スミレ様」
ｽﾐﾚ「時間は、１０時半ですので、、お願いします」
１０時半なら、お昼の用意をしなくてはいけない。サンドイッチやココアでいいかな？
自分の部屋のキッチンで、スミレ様とキュラ様のお昼の準備をしなくちゃ。
庶民的なものだけど、、スミレ様はそんなの気になさらないよね、
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麗葉 - イゾウ推しなので嬉しいです！あと細かいんですけどマルコとイゾウって同い年だった気がします！これからも頑張って下さい！ (6月3日 22時) (
レス) @page1 id: 14fd5e9416 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶色ネココ(プロフ) - ありがとうございます！ 頑張ります！m(*_ _)m (2019年11月18日 21時) (レス) id: 3efde21188 (このIDを非表示/違反報告)
デュラララ！！＆ワンピ - イゾウが出てきた時心の中がパラダイスでしたｗｗ次の小説も期待しています！ (2019年11月18日 19時) (レス) id: 70d2c1b84c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：抹茶色ネココ | 作成日時：2019年9月26日 18時
