私の彼氏には、、悪魔にも、天使にも、なります ２ ページ31
コウメが船員の方にいってしまったので私は一人で甲板でココアを飲んでいた。
ｲｿﾞｳ「コウメがいねぇから寂しいのか？」
「みんなと仲良くなってくれて嬉しいよ」
ｲｿﾞｳ「俺は、コウメがいなくなってくれて嬉しいね」
「なんで？」
少しの間をあけて、イゾウは言った。
ｲｿﾞｳ「おめぇをAを独り占めにできるからね」
「な、なにをっ、」
イゾウの切れ長の目がニヤリと笑う。
ｲｿﾞｳ「その顔、誘ってんのかね」
「ち、ちがうよ！ そんなわけないでしょ」
なんだよ、悪魔じゃん。
ｲｿﾞｳ「俺は、悪魔じゃねえ」
「何で分かったの⁉️」
ｲｿﾞｳ「顔に出てるさ」
そういってほっぺたを軽くつねる。
「そんなに顔に出るかなぁ、」
そういっていると、指輪のことを思い出した。
「ねえねえ、イゾウ」
ｲｿﾞｳ「なんだい」
「目つぶって、手だして？」
イゾウは右手を差し出す。 逆。
ま、いっか。
顔と同じで、スラッとした白い手だ。
でも、それは、女性の手とは違う。
そう思って見とれていると、
ｲｿﾞｳ「早くしてくれないか」
「あ、ごめん」
そういって指輪を手のひらに押し付ける。
「もういいよ？」
ｲｿﾞｳ「これは？」
「私の誕生石のエメラルド これ、私だと思って？」
ｲｿﾞｳ「おめぇだとは思えねぇAは、こんな石よりずっとずっと綺麗さ」
「あ、ありがと」
そういって、左手をとられ薬指に指輪をはめた。それから、私に、軽く口づけをした。
ｲｿﾞｳ「俺の分もあるんだろ？」
「な、何で知ってんの？」
悪魔のような笑みでニヤリと笑うと
ｲｿﾞｳ「さあ、俺にもはめてもらおうかね」
「なっ、手出して？」
そういうと今度は左手を出された。
すらりとした薬指に、指輪をスーッとはめていく。そうして、イゾウの顔を見上げ、口づけをした。
離れようとしたとき、腰をぐいっと引き寄せられた。
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麗葉 - イゾウ推しなので嬉しいです！あと細かいんですけどマルコとイゾウって同い年だった気がします！これからも頑張って下さい！ (6月3日 22時) (
レス) @page1 id: 14fd5e9416 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶色ネココ(プロフ) - ありがとうございます！ 頑張ります！m(*_ _)m (2019年11月18日 21時) (レス) id: 3efde21188 (このIDを非表示/違反報告)
デュラララ！！＆ワンピ - イゾウが出てきた時心の中がパラダイスでしたｗｗ次の小説も期待しています！ (2019年11月18日 19時) (レス) id: 70d2c1b84c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：抹茶色ネココ | 作成日時：2019年9月26日 18時
