レンタル彼氏始めました。最終章(黄) (ページ8)

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Aside

トイレ休憩して車に戻ると

あたしの携帯とにらめっこする亮くん。

「何してんの」

亮哉「お前彼氏いんの？？」

「は。いないよ」

亮哉「男から電話来たよ」

「え？？誰だった？？」

ん。って渡された携帯。

亮哉「知らない番号」

･･･え。

もしかして･･･でもそんなわけ。

「誰だろ」

亮哉「関西弁ぽかったけど」

「う、そ･･･」

嘘でしょ。嘘だよ。

5ヶ月音沙汰無しだよ？？

そんなはずあるわけない。

亮哉「かけ直さなくていいの？？」

「いいよ。誰かわからないし」

亮哉「･･･ふーん」

車発進させて

なんか話してるけど

なんも頭に入ってこない。

亮ちゃんかも･･･。

そんなふうに思うから。

かけ直してみようかな。

でもほんとに間違い電話だったら。

亮哉「気になるならかけろよ」

「気になってないよ」

うん。気になってない。

そう言い聞かせないと

自分がおかしくなりそう。

亮哉「飯どーする」

「･･･････････････え？？」

亮哉「飯」

「あー。なんでもいいよ」

亮哉「あっそ」

全然気にしてなかったけど･･･

「亮くん機嫌悪い？？」

亮哉「悪い」

「えっ！！なんで！？」

わっけわっかんねぇー！！(笑)

なんで突然機嫌悪くなるのよっ！！