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錦戸side


車で迎えに行ったあの日。

泣きじゃくるAを抱きしめて

今まで言ったことない言葉を呟くと

一瞬止まった涙はまた溢れ出した。

そのままAの家に行って

ちょうど帰ってきたお父さんと

ニコニコお迎えしてくれたお母さんに

「娘さんを下さい」って言うと

驚いてるAと

笑いながら

こんな子でよければ!!

って言ってくれたご両親。

妹さんにも挨拶すると

お兄ちゃん!!って懐いてくれて

これ以上の幸せがあるわけない。

ってくらい幸せやった。


仕事辞める時期とか

家に買い揃えるものとか

色んな準備で

結局Aが来たのは

あの日から半年後の事。


安「ニヤニヤニヤニヤ(笑)」

「なんやねん(笑)」

安「ずぅーっとニヤニヤしてるやんか(笑)」

「帰ったらおんねんもん…///」

安「帰ったら電気付いとって
おかえりなさぁーい!!
って走ってくるん堪らんよな(笑)」

「せやねん!!
部屋中にご飯の匂いも堪らん」

安「分かるわ!!」


章ちゃんと二人で話しとると

痛い視線を5つほど・・・。


安「なに(笑)」

大「なにやないねん」

渋「惚気んなっ!!!!!!!」


「惚気けてへんやん!!
幸せのお裾分けや!!!
なぁ??章ちゃん!!」

安「せやな(笑)」



ワーワー言われて

笑いながらあしらって

仕事終わってすぐ帰る。



「ただいまぁー」

A「おかえりーっ!!
早かったんだね!!」

「会いたくてすぐ帰ってきた」

A「あ、へ、は・・・///」

「ふは(笑)飯なに??」

A「生姜焼き!!」

「まじ!?やったぁー!!」

A「ふふ^^*」

お風呂出来てるよー

って言いながらキッチンに戻るA。

「風呂の前に・・・」

A「ふぁっ///」


抱き抱えてベッドに連れてくと

真っ赤な顔して見上げてくる。









選んできたルートは

間違ってへんかった。

そんな自信も生まれてくる。




A「な、なにっ///」

「あかん??」

A「…あかんくない///」

「ふは(笑)A・・・」

A「ん?」

「愛してんで、ほんまに」






あと少し先にある

結婚というゴールまで

握るAの手離すわけもなく・・・





A「亮ちゃっ///」

「ん?」

A「あ、愛してるっ///」





I'll just keep driving on going on my way









end.

はちぶんぶん→←96



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作者名:はちぶんぶん | 作成日時:2018年1月21日 1時

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