レンタル彼氏始めました。 3 (青)

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Aside


1時間待って

腹ペコのペコラー状態で

ソーキそば食べて

外に出るとさっき居なかった犬と目があった。

「ねぇ･･･柑那ちゃん？？」

ｶﾝﾅ「ん？？」

「この犬･･･」

ｶﾝﾅ「･･･ジョンっ！！！！！！！」

「だよねっ！！さっき居なかったのに･･･」

ｶﾝﾅ「ジョーンっ！！会いたかったぞーっ！！
忠義くんは元気？？ジョーンっ！！」

「･･･ジョンちゃうし(笑)」

ｶﾝﾅ「････････････ジョーンっ！！」

「聞いてないし(笑)」

あたし達の会話を聞いて

なになに？？って集まるeighter様。

人だかりになったから。

ってその場を後にして車に乗り込んだ。

「写真よかったの？？」

ｶﾝﾅ「ん？？なんの？？」

「ジョンの･･･」

ｶﾝﾅ「A･･･何言ってんの。」

「え？？」

ｶﾝﾅ「ジョンちゃうし。」

「うわっ(笑)酷いやつ(笑)」

２人でケラケラ笑ってると

カバンの中の携帯が鳴り止まない。

ｶﾝﾅ「彼氏っしょ」

「居ないの知ってるくせに」

ｶﾝﾅ「てへ♡」

「ほんと酷いよねぇ･･･」

携帯に手を伸ばしてLINEを開く。

だいたい予想はついてた。

たつ“ごめんごめん！！リハやった！！”

たつ“飯何食べた？？”

たつ“ソーキそば美味い店知ってんで？？”

「ふは(笑)」

ｶﾝﾅ「なに？？
ほんと誰とLINEしてんだか。」

あたしは運転してんのにさー。

って不貞腐れてる。

「ん？？大倉さん(笑)」

ｶﾝﾅ「･･･頭おかしいんじゃない？？
もしほんとにそーだとしたら刺してるね。うん。」

信号止まりで

マジな顔してこっち見て言うから

一瞬寒気が･･･。

「怖いわ(笑)」

ｶﾝﾅ「そんなはずないから言うんだわ(笑)」

「知ってるし(笑)」

そんなはずなかったら

刺されなくて済むんだろうけど

そんなはずあるから

あたしはそのうち刺されるんだろーな。

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