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安「･･･送ってくわぁ」
「いえ。大丈夫です。」
外に出た瞬間
朱里に会ったらやだな。
今日は帰りたくないな。
そんなことを思いながら
頭を少しだけ下げて家を出た。
「はぁ。どーしよ。」
おばさんやおじさんの耳にも入って
今まで以上に冷たい態度取られるのかな。
エレベーターに乗り込んで
1階に着くと扉が空いて
目の前には帽子を目深に被った男性。
「あ。すみません･･･」
前も見ないで入ってくるから
ぶつかりそうになって謝ると
チラッと目が合った。
「あ。」
『ん。･･･あ。』
う、そ･･･。
『･･･ここ。家？？』
「あ。え。いえ。」
『･･･あ。安ん家？？』
「や、す？？」
エレベーターが
ビービー言いながら急かすから
降りようとすると
腕引っ張られて逆戻り。
「えっ、と･･･」
『あ。すまん。まぁええか(笑)』
メガネとマスク取って
ふにゃっと笑うお兄さん。
初めて向けられた笑顔に
ドキッとした。
エレベーターはどんどん上に上がって
さっきまで居た階についた。
「ここですか？？」
渋「おん。」
「では･･･」
また1階に戻ろうとすると
首傾げて
行かんのか。って。
行くわけないでしょ(笑)
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夢花遥香 - はちぶんぶんさん» やすばとルーズリーフ！好きな物のコラボ！！ (2018年2月7日 20時) (
レス) id: ce5963596b (このIDを非表示/違反報告)
はちぶんぶん(プロフ) - 漆さん» ご指摘ありがとうございます。訂正させて頂きました。 (2018年2月5日 2時) (レス) id: 6d3074921d (このIDを非表示/違反報告)
漆 - 満喫じゃなくて漫喫ですよ (2018年2月5日 2時) (レス) id: 79a64866c0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき姉(プロフ) - はちさん。ヤバイっす。とうとう、やすば来ましたね。めっちゃ幸せ。ありがとう〜泣 (2018年2月5日 0時) (レス) id: 63450f4cba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はちぶんぶん | 作成日時：2018年2月4日 12時
