貴女side ページ46
「う、うぇえええ」
「の、飲みすぎたぁ」
ところどころから聞こえる二日酔いの悲鳴
昨日の宴は夜中まで続き、眠たくなった私はまたエースの膝で寝ていた
起きたら甲板は死屍累々の状態
…ご愁傷さまです
昨日ご飯を作る約束したけど、お腹に入るのかな？
気持ち悪くて食べられないんじゃない？
そう思いながらも、二日酔いじゃない人もいるからご飯作っておこう
そう思って海を覗く
みんなはなんだ？とこちらを見ている
オルカ「アクア、ここから真っ直ぐ500メートル先の深海5000m付近に大型海王類がいるから、
こっちに連れてきて」
海に向かってそう言う
多分というか絶対アクアのことだからついてきてる
みんなは何言ってんだ？
みたいな顔してるけどね
数秒すると波がさざめきだす
みんなはバタバタと走り出した
海面に大きな影が写る
オルカ「くる！」
そう言うと同時に水上に姿を現した海王類とアクア
全長50メートルほどの海王類
「ぎゃー食われるぅ！！」
「うわぁぁ！！後ろにもっとでかいのがいるぅ！！」
オルカ「小物じゃん！」
「あれが小物かよ！」
オルカ「小物だよ！っと」
そう言うと飛び上がる
スラッと剣を抜き
スパパパッと剣を動かす
甲板に着地して、剣を鞘に収める
それと同時に1辺1mくらいの大きさの肉の塊が甲板の上に落ちてくる
オルカ「隊長さんたち！切らないで避けてね！
あとできるだけ触らないで！」
そう言うと切ろうとしていたビスタさんやハルタは避け、マルコやイゾウさんは走り回る
隊長クラスがこんなに慌てるのも見物じゃない？(笑)
「ぎゃー！つぶされるぅ！」
「うわぁぁ！！落ちてくるぅ！」
「でも」
「「「「「すげぇええな！オルカ」！！」」」」
私は皆が逃げ惑っているのを見て笑った
白ひげは騒がしいなぁと言ったけどニヤリと笑いながらそれを見ていた
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ai - ヤバイ！ めっちゃうけるんだけどw (2016年7月10日 15時) (
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作者名：nana | 作成日時：2016年5月21日 12時
