『ONE PIECE』～コルボ山3兄妹の妹は海軍でした！？～7 (ページ7)

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貴女side ページ7

本部に仮の指揮官及び数名の補佐役を要請し
全速力できてもらって3日

｢お久しぶりです、オルカ大将｣

オルカ｢辞めて下さいよ！
大先輩なんですから！｣

ほっほっほっ、と逞しい髭を撫でながら笑うのは
正式な指揮官を決めるまでの仮指揮官のダグラスさん
おじいちゃん少将で、とっても優しい

オルカ｢今、この島は前指揮官の悪政で
民間の人々はとても荒みきってるんです…
ダグラスさんの力で活気ある島に戻してあげてください｣

ダグラス｢ほっほっ！まだまだひよっこよのう、
戻してあげるなどとそんな考え方ではいかん
元に戻るための手助けをさせて欲しいと、そういう考えでなくてはの
我々海兵とは人々を導くものではなく
人々と寄り添い、支えあっていくものでなくては…｣

オルカ｢…そうですね、すっかり忘れてしまってました…｣

ダグラス｢いいんじゃよ、若い内はそれでな…
それじゃ、早速わしは仕事に取りかかるかの
お主も任務じゃろうて｣

オルカ｢まだまだ情報集めの最中ですが…笑｣

ダグラス｢…そうか、頑張るんじゃよ｣

オルカ｢はい！｣

右手をそのまま基地に入って行くダグラスさんを見送り、
前指揮官及び重役を乗せた船を海軍本部へと向かわせると、
私も自分の船に乗り込む

オルカ｢さぁ、私達も行こうか
次の島へ…｣