貴女side ページ15
口に放つ言葉は止められなくても、
あなたの耳を塞げたもの…それだけでも良かった…
｢大将！｣
｢大将だ！｣
｢今までどこに！｣
…混乱でさっきの事実を紛らわせてる…
一瞬だけだろうけど…それでも十分だ
センゴク｢オルカ！！貴様！｣
エース｢おまえ…！｣
オルカ｢良かった、間に合って…エース…
こんなに、ドロドロになって…｣
センゴク｢何をしている！
今すぐ離れろ！｣
腕を掴んでくるセンちゃんを振り払う
オルカ｢何をしている？だって？
それはこっちのセリフよ！
処刑だけならまだしも、なんであんなことを…！｣
センゴク｢世界に知らしめるのだ！
今！この場で悪の血を根絶やしにするのだと！｣
オルカ｢悪の血？エースが？｣
センゴク｢そうだ！｣
オルカ｢そう、なら、もういいわ…｣
｢センゴク元帥！！報告します！！
正義の門が誰の指示もなく開いています！！！
動力室とは連絡もつかず…！！！｣
ふらり、と私が立ち上がるタイミングと、
その報告のタイミングが同じで…
オルカ｢あぁ、来たんだ…｣
｢｢｢海賊船の大艦隊だァ！！｣｣｣
傘下の海賊達…
エース｢お前らまで…！！｣
わぁわぁとざわめく広場、
ゴボゴボとどこからか音がする…
センゴク｢まさか…！！｣
｢湾内海底に影が…！！｣
オルカ｢エース待ってて、
必ずもう一度ここに来るから…｣
センゴク｢何を言ってるんだ！！｣
叫ぶセンゴクに向かって
羽織っていた正義のコートを投げつけた
オルカ｢何ってこういうこと、
敵に回した事を後悔させてやる｣
ぱあん！と音を響かせ現れたモビーディック号、
親父の船…
白ひげ｢グララララ、
何十年ぶりだ？センゴク…
俺の愛する息子は無事なんだろうな…！！！！｣
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ゆきな(プロフ) - エース！助かって！！これからも無理せずに頑張ってください！楽しみにしてます！ (2019年8月18日 0時) (
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作者名：nana | 作成日時：2019年5月18日 8時
