『ONE PIECE』～コルボ山3兄妹の妹は海軍でした！？～7 (ページ3)

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貴女side ページ3

オルカ｢さっきのお話なんだけど、
そのどこからも入ってこれない理由がこのカームベルト、
グランドラインを挟むようにカームベルトがあるの
ここは一切風が吹かないから、
ほら、帆も張ることがないし、
雲も動いていないでしょ？
だから、ここに入っちゃうと漕がなきゃいけなくなっちゃう｣

｢…それは大変だ！｣

｢こんなに大きい船漕いで行かなきゃいけないのは辛いね｣

｢でもさぁ、リヴァース・マウンテンから遠い所から出発するなら、
横抜けしちゃう、僕なら｣

オルカ｢そうだよねぇ！私もそうしちゃう！
だけどね？だぁれもここから入ろうなんて思わない理由があるの！
ちょっと見ててね？｣

ザバン、と海に飛び込む
流れも何も無い海はすんごい泳ぎやすい
けれど、20ｍも泳がない所で黄色く光る両目とご対面、
大きく口を開けるそいつを蹴りあげた

オルカ｢と、まぁ、このカームベルトは大型海王類の巣だから、
見つかったらすぐに食べられて一環の終わりってわけだから、
だぁれもここから入ってこれないのよ｣

ぷかぁ、と浮いてくるそいつを足場に軍艦に飛び乗ると、
子供たちはポカン、と口を開けている

｢…やばいよ、｣

｢オルカ！ここから出なきゃ！｣

｢私達も食べられちゃうよ！？｣

オルカ｢だぁいじょうぶ！
それはねぇ海軍も考えててね？
海軍本部は、応援に呼ばれると4つの海どこにでも行かないと行けないでしょう？
急いでいる時に、わざわざ遠回りするのは時間の無駄だからって
軍艦の底に海楼石をつけたの！
そうすれば、海王類もなぁんにも気づかず、素通りしてくれるってこと！｣

｢…すごい｣

オルカ｢でしょー？
さすが海軍の開発者達だよね！｣