No.134 イルミside ページ44
母親の部屋に入った途端、俺は息を呑んだ
扉に背を向け立っていたソラが、
部屋に入って来た相手を確認するために首を捻り、こちらに流し目を送っている
見返り美人とはこの事かと初めて思った
ソラ「イルミ！」
俺を見た瞬間、慣れない白無垢に足を取られながらも必死に歩いてくる
綺麗だ…
そう思ってしまっている自分にビックリする
今まで感じたことがない感情
お気に入りとは言ってもこんなこんなこと思ったこともなかった
キキョウ「綺麗でしょう？
本番はこれにしようかしら？」
イルミ「本番？」
キキョウ「ええ、お父様から聞いたわ
ソラちゃんをあなたかキルの嫁にすると…
キルにはまだ結婚は早いもの
だからあなたがソラちゃんと結婚するのよ」
心臓がドクンと跳ねる
ソラと俺が結婚？
そんな馬鹿な話があるか
そう思いながらも心の奥は暖かい
ソラ「え！？
その話はちゃんと断ったはずじゃ」
その言葉で暖かい物が消え去り、今度は冷たくなる
イルミ「ちょっとこっち」
ソラ「え、イルミ？話…」
ソラの、細い手首を掴み引きずるように部屋を出た
なんで俺はこんなにイライラしている？
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勿忘草 - 108話最高でしたw萌え袖wあははhゲホゲホあはははは (2020年6月6日 16時) (
レス) id: a69079c5f6 (このIDを非表示/違反報告)
nana(プロフ) - ムーンさん» ありがとうございます！ すぐに直しますね！教えていただいてありがとうございます！ (2017年4月4日 20時) (レス) id: 276d4a4aa8 (このIDを非表示/違反報告)
ムーン(プロフ) - とてもおもしろいです！！更新頑張ってくださいね！あと名前が（人１）になってて表示されてません＞＜ (2017年4月4日 19時) (レス) id: 885bb0031d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nana | 作成日時：2017年4月2日 1時
