No.196 ページ10
イルミ「怪我はないの？」
ソラ「うん、大丈夫
ありがとね」
イルミは私をしげしげと眺めた後、
握っていた手を離す
すると、今度は髪に手を伸ばし、
手櫛で私の髪を梳きはじめる
イルミ「女の子なんだから
もうちょっと綺麗にしたら？」
ソラ「仕方ないでしょ
さっきまで追われてたんだから
しかも、その発言は男女差別ととりますけど？」
イルミ「それもそうだね、
じゃあ、綺麗な髪してるんだから綺麗にしたら？」
…なんかそんなこと言われたらてれるぅー
イルミ「はい、できたよ」
ソラ「どーも、」
お礼を言って、私もイルミの毛先を触る
ソラ「イルミも髪の毛綺麗なんだから
ちゃんとしないと」
珍しく少し乱れている所を見つけて丁寧に治す
もうつやつや過ぎてシャワーの水とか全部弾きそうな勢いなんですけど
なにこれ女子か
イルミ「はねてた？」
ソラ「ちょっとね、でも珍しいね」
イルミ「おかしいな、いつもはそんなことないんだけど
ちょっと焦ったからかな？」
ソラ「あせる？イルミが？」
イルミ「うん、ソラがもう少しで死にそうだったからね」
ソラ「それで焦るの？
イルミが？なんで？」
イルミ「……なんでだろう…わかる？」
いやいや、わかる？って聞かれても
分かるはずないだろ！
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taiouo2000(プロフ) - 最高です…続き気になります。頑張ってください。 (2018年6月20日 21時) (
レス) id: 3ace49f0fa (このIDを非表示/違反報告)
冷やしラーメン - 初めまして、冷やしラーメンと申します、この作品をいつも拝読させて頂いています！続き楽しみにしています、応援しています！頑張って下さい！ (2018年2月10日 0時) (レス) id: a1e25d9f5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nana | 作成日時：2018年1月1日 19時
