No.208 ページ21
ソラ「それで？バーナはどうやって殺すのー？」
イルミ「これ、」
ソラ「え、ナイフ？」
イルミ「そう、ナイフで滅多刺し」
グサッとナイフを刺す真似…
ソラ「えぇー…適当ー」
イルミ「そう？まぁでもそれが条件だからさ
んじゃ、行ってくるわ」
ソラ「え？」
…数分後
ソラ「…何だろなー、
なんて言うのかなー、
私、その依頼主の考えてる事全くわからんわぁ
いや、ほんと分からんわ」
イルミ「理解する必要ある？
仕事じゃん」
ソラ「私、イルミみたいに割り切れないんだけど
殺すのには意味がなければ面白くないじゃん？」
イルミ「…そんな事考えたことなかったな」
ぐさぐさと原形をとどめていない程
バーナを刺し続けるイルミ
もう既に息を引き取っているはずだが、
まだまだ血は流れている
しかし、それにもかかわらず、
バーナを指し続けるイルミに返り血1つないのが
私には不思議でならない
普通つくでしょ？返り血
なんでつかないの？それはもう変態だわ
イルミ「こんなもんかな、
じゃあ出ようか」
ソラ「え！？この男の人どーすんの！？」
イルミ「あぁ、あとから片付けの人が来るって」
そう言い、イルミはさっきのナイフを
綺麗な男に人の死体に持たせると部屋からスタスタと出ていく
私も必死で後を追う
イルミ「そうそう、
依頼主の目的なんだけど単なる私怨」
ソラ「うん？」
イルミ「愛しい愛しいパートナーを
バーナに取られてバーナが憎くて憎くて仕方なかったんだって
だから、あのパートナーが殺したようにして殺してくれって言われたんだよね」
ソラ「それならパートナーの人殺さなくてよかったんじゃないの？」
イルミ「それが、バーナに寝返ったから
可愛さ余って憎さ百倍、綺麗なまま殺して、
そのまま冷凍保存
一生その人と添い遂げるんだって」
ソラ「男の人って怖っ！」
イルミ「あ、言っとくけど依頼主は女だからね」
ソラ「………女って…」
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taiouo2000(プロフ) - 最高です…続き気になります。頑張ってください。 (2018年6月20日 21時) (
レス) id: 3ace49f0fa (このIDを非表示/違反報告)
冷やしラーメン - 初めまして、冷やしラーメンと申します、この作品をいつも拝読させて頂いています！続き楽しみにしています、応援しています！頑張って下さい！ (2018年2月10日 0時) (レス) id: a1e25d9f5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nana | 作成日時：2018年1月1日 19時
