�� ページ13
「どう？Aちゃん楽しめてる？」
「ふぁい、ふぁほひへへふぁふ」
「ちょっとwwポップコーン口に入れすぎだって!」
それからしばらく経った後。
私達は、しっかり遊園地を満喫していた。ジェットコースターとかコーヒーカップとか、久しぶりに乗ったなあ。
「ちょっとまって、なんでそんな元気なの2人」
「あんなコーヒーカップ乗ったことないわ…」
後ろを見ると、げっそりした顔のみんなが着いてきていた。
「あ、コーヒーカップやりすぎでしたか？申し訳ないです…」
「え、俺は全然大丈夫だったけど」
となりでスタさんがそう言うけれど、他の人の様子からしてやり過ぎたかもしれない。
「だからさぁー、絶対2人で来た方が良かったって」
またまた不満そうにスタさんが言う。
「いや、これはRIDDLEからAちゃんへの感謝デーやから。俺らが楽しく強盗できてんのは警察のおかげやしな」
「警察としては楽しく強盗してもらうと困るんですけど…。まあでもRIDDLEの皆さん警察業務に協力的なんで、いつも感謝してます」
そういうと、顔色の悪そうだったみんながニヤ、と笑った。
「まあこれからもよろしくってことで」
「さささんと釈迦さんにもそう伝えておきますね」
「あ、それで思い出した。スタ、あとでsasatikkから説教やで」
「は!？なんで？」
途端に絶望の顔になるスタさん。
「ま、まあ私もいっしょに説明しに行くから、大丈夫だって」
「おいスタ、俺らも一緒にいってやるから、sasatikkがぶち切れる前に早めに帰ろーぜ」
「そうだなnqrse。Aちゃん、また来よっか」
「そうですね、帰りますか!めちゃくちゃ楽しかったです、ありがとうございました」
遊園地から出てすぐ、スタさんが私の隣に来て、耳打ちしてきた。
「今度休みあったらさ、今度こそ2人で来ようよ」
「いいよ、今度は誘拐じゃなくて普通に来ようね」
「うん、今度はデートね」
「え」
急なワードにびっくりして横を見ると、ん？嫌？とスタさんがじっと私の顔を見てくる。
あんまり整った顔でじっと見てこないでほしい。心臓がすごいバクバク鳴っている。
「い、嫌じゃないけど」
「じゃデートね」
楽しみだなー!Aちゃんとデートするの!とスタさんが大声で叫んだので、先を歩いていたRIDDLEメンバーが一斉にこちらを振り返ってくる。
本当にからかうのやめて!とそっぽを向いたけれど、ちょっと嬉しいかも、なんて、
ほんの少し思ってしまった
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流 - 見つけたので読んでみたら懐かしくなってロスになってしまいました！凄く良いお話ばかりですね。更新があればkneさんのお話待ってます！ (4月21日 2時) (
レス) id: 3b26bb41f1 (このIDを非表示/違反報告)
lemon - リクエスト書いてくださって本当にありがとうございます！しゃかさんの口調が本当に大好きなので上手くトレースされていてスラスラ引っかかることなく読めました！私が見たかった話そのもので本当にめちゃくちゃ好きです😘 (12月26日 9時) (レス) id: 07a8a3ab03 (このIDを非表示/違反報告)
ねるねる(プロフ) - ありがとうございます!そう言ってもらえるととても嬉しいです! (12月6日 21時) (レス) id: 4974eeeb32 (このIDを非表示/違反報告)
miyaana(プロフ) - 好きです！応援してます！ (11月24日 17時) (レス) id: dd83a370ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねるねる | 作成日時：2023年10月22日 22時
