�� ページ39
「ゼロストさんありがとうございます、助かりました」
「さすがに2発目撃たせるわけにはいかないしね、腕大丈夫そう？」
「はい、治療してもらったらそのまま出勤します」
「じゃあ犯人先に連れて行っておくねー」
「お願いしますー」
そういって署に戻っていく警察の仲間を見送ろうとしたところ、ぐ、と肩をつかまれて地面に座らせられた。
「危ないよ、先に治療受けて!」
怒ったような顔のsellyさんと目があった。
「治療してくれるんですか？」
「…この間のはー、えっと、ごめんなさい」
少しふてくされた顔をしながら彼が言う。
別に責めたかったわけじゃないけれど、sellyさんもかわいいところあるんだなぁ。
「大丈夫ですよ、今ちゃんと治療してくれてますし」
「でも、ぜんぜん役立てなかったよ？俺が助けたかったのに」
「いやいや武器もってないのに攻撃したら普通に危ないですから」
「Aさんも危なかったじゃん、腕じゃなかったら死んでたよ」
懸命に止血してくれているsellyさんに、シャツをめくってアーマーを見せる。
「非番でもアーマー着てるから大丈夫だよ。署長誘拐されてからみんな気をつけてるから」
「そうなの？」
「はい。とにかくsellyさんが無事で良かったです、守れてよかった」
そう言って笑った私を見て、sellyさんは包帯を巻く手を止めた。
「そう言うのは、俺が市民、だから？」
「sellyさんが市民で、私が警察だからですね」
「…わかった」
そう言うと、治療を終えたsellyさんは、ポケットからスマホを取り出した。
「ん」
「どうしました？」
「連絡先、交換して」
「あ、はい、いいですよ」
急にどうしたのだろうと思いながら、私もスマホを取り出して連絡先を交換した。
「ケガしたら言って。絶対治療しに行く。俺もAさんのこと守る」
「ありがとうございます。ケガしたらまたお願いします」
「他の奴呼んだら許さないから」
「えぇ!？それだと大型事件の時とかこまるんですけど」
「じゃあ客船とかは許す。それ以外はダメ」
「…他の人に治療してもらったらどうなりますか」
「もう一回ケガさせて俺が治す」
えっsellyさん!？冗談ですよね？と慌てて尋ねると、彼は満足そうに笑って立ち上がった。
「じゃあね、俺の患者さん。俺は市民じゃないよ、Aさんの医者だから」
そう言ってsellyさんはコンビニを去って行った。
もしかして、いやもしかしなくても、私はとんでもない人を主治医にしてしまったのかもしれない。
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しぃ(プロフ) - わわわわ！！vnlさん！！！ありがとうございます！！！めっちゃいい！！キュンキュンしました！！！ (10月17日 23時) (
レス) id: 09b9babe7c (このIDを非表示/違反報告)
れ - 本当にまた来てくれるの嬉しすぎますよね！リクエストも書いてくれると宣言しとくださってありがとうございます！すごく楽しみに気長に待っていますね！新しい章も楽しみにしてます！一緒にGTAが戻ってくるまで待ちましょうね！ (10月17日 15時) (レス) @page49 id: 0e2a34e66e (このIDを非表示/違反報告)
umineko(プロフ) - ねるねるさん» 書いて頂けるんですか！？ありがとうございます🙇♀️救急隊女子も参加するとか最高です！いつまででも待つんで自分のペースで頑張って下さい！！ (9月27日 0時) (レス) id: 79e6e18a4b (このIDを非表示/違反報告)
ねるねる(プロフ) - uminekoさん» ありがとうございます!警察女子会でよければ書けると思います!もしかしたら救急隊女子とかも参加するかもしれないです! (9月11日 0時) (レス) id: 4974eeeb32 (このIDを非表示/違反報告)
umineko(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます。ほんっっとに良ければでいいのですが、サポートさんのツーショットでオイルリグベイトになってしまった事件？に夢主が加わってもっとカオスになった、とかロスサントス警察女子会in遊園地を読んでみたいです！長文失礼しました (9月3日 23時) (レス) @page4 id: 79e6e18a4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねるねる | 作成日時：2023年8月3日 9時
