�� ページ22
「…？」
最初に目に入ったのは真っ白な天井だった。どうやらここは病院で、私は一命を取りとめたらしい。
あたりを見回してみると、点滴の他に、らっだぁのものと思われる鬼のお面が目に入った。
「看病してくれてたのかな…」
廊下から段々と足音が聞こえてきたので、私はとっさに寝たふりをした。
「起きて…はないか」
残念そうな声でそういいながら、らだおが部屋に入ってきた。寝たふりは今のところばれていないらしい。
そうだ、急に起きてらだおをびっくりさせてやろう、そう思って私はたぬき寝入りを続行した。
「このまま起きなかったらどうしよう…。こんなことになるならさっさと好きって言っときゃよかったなぁ」
…え？
思わず声が出そうになった。
「フラれたら気まずいからって今まで言えなかったけど、言えないままお別れするほうが嫌だよ。
ねぇ、A、俺さ、昔っからAと一緒にいたからさ、急に置いてかれたりしたら困るよ。
最近みんなに院長とか呼ばれるけどさぁ、本当にプレッシャーすごいんだよ。もちろんもう切符切られたくないから犯罪する気はないけど、俺がいないと医療崩壊するかもしれないって、結構不安だよ？」
らっだぁの手が私の左手の上に重ねられる。
そっか、そんなこと思ってたんだ。寂しいなあとは思っていたけれど、らだおが重圧で押しつぶされそうになってるの、気づいてあげられてなかった。
「ほんとに起きてくれないと、俺何するかわかんないよ。ちゃんと起きたら思ってるこというからさ、早く起きてよ。Aが院長じゃなくてらだおって呼んでくれるのがどれだけ嬉しかったかわかる？仕事中に会っても子供のときみたいにしゃべってくれるから、俺いっつも助けられてたよ。だからさ、早く起きてよ…」
目を開けると、らだおは私の手に額をあててうつむいていた。ポーズだけ見るとまるでお姫様と騎士みたいだな、と思いながら、私はらっだぁの頭に右手を伸ばした。
「よしよし、ごめんね。らだおがそんなにプレッシャー感じてたのに気づけてなかった。パシフィックでキレて突入しちゃって申し訳なかったよ」
「…え、え!？A？？起きたの!？え!」
「ドッキリ大成功〜!実はさっきから起きてました…」
私がそう言い終わらないうちに、私はらだおに抱きしめられていた。
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しぃ(プロフ) - わわわわ！！vnlさん！！！ありがとうございます！！！めっちゃいい！！キュンキュンしました！！！ (10月17日 23時) (
レス) id: 09b9babe7c (このIDを非表示/違反報告)
れ - 本当にまた来てくれるの嬉しすぎますよね！リクエストも書いてくれると宣言しとくださってありがとうございます！すごく楽しみに気長に待っていますね！新しい章も楽しみにしてます！一緒にGTAが戻ってくるまで待ちましょうね！ (10月17日 15時) (レス) @page49 id: 0e2a34e66e (このIDを非表示/違反報告)
umineko(プロフ) - ねるねるさん» 書いて頂けるんですか！？ありがとうございます🙇♀️救急隊女子も参加するとか最高です！いつまででも待つんで自分のペースで頑張って下さい！！ (9月27日 0時) (レス) id: 79e6e18a4b (このIDを非表示/違反報告)
ねるねる(プロフ) - uminekoさん» ありがとうございます!警察女子会でよければ書けると思います!もしかしたら救急隊女子とかも参加するかもしれないです! (9月11日 0時) (レス) id: 4974eeeb32 (このIDを非表示/違反報告)
umineko(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます。ほんっっとに良ければでいいのですが、サポートさんのツーショットでオイルリグベイトになってしまった事件？に夢主が加わってもっとカオスになった、とかロスサントス警察女子会in遊園地を読んでみたいです！長文失礼しました (9月3日 23時) (レス) @page4 id: 79e6e18a4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねるねる | 作成日時：2023年8月3日 9時
