塩を送る/vnl ページ13
こんにちは、Aです。今私は、夜の海に浮かんでいます。夜の海は冷たくて気持ちいいねー。
「おーい、Aちゃん大丈夫かー！」
「しんじさーん、こっちですー！」
ボートで回収しに来てくれたしんじさんに向かって大きく手を振る。
「全員逮捕できました？」
「そりゃもちろん。ほら、Aちゃんを落としたやつもここに」
そういってしんじさんはボートの床を指差す。
「くそぉ〜」
中からは、残念そうなバニラの声が聞こえてきた。
「ヘリ落としたからいけたと思ったのになぁ」
「あんたがヘリにご執心なのはこっちも知ってるよ、だから俺らはそこを逆手にとったわけ。後ろから俺が近づいてたのに気づいてなかったのがダメだったね」
しんじさんが得意気に言う。くそぉ、とバニラがもう一度つぶやいた。
「本当はヘイトかうだけで撃ち落とされる予定じゃなかったんですよー。くやしー！」
私はそう言いながらなんとかボートの側面を登ってボートの床に倒れこんだ。あれ、床が固くない。
「めっちゃきれいに俺の上乗ったね」
「え！？あ、ごめん！！」
なんとバニラの上に乗っかってしまったのだった。私はあわてて横に転がり、バニラから顔を背けた。
「まあヘリ落としたから今日は俺の勝ちってことで」
「次は落とされないから！私が勝つからね！」
「お前ら良いライバルやなー、釈迦さんとととみっくすみたい」
しんじさんがそう言いながら笑う。
私とバニラはライバルだ。
警察とギャング、ヘリとロケラン。これまで色んなところで戦いを繰り広げ、勝ったり負けたりを繰り返している。おかげで最近はハイレベルな勝負になってきている。
そう、お互いがお互いを高めあう、良いライバルだ。
だから、気づかれてはいけない。私がバニラを意識してしまっていることを。
気づかれてはいけない、ただの良いライバルなのだから。
「釈迦さんとけんきが他のやつら捕まえてるから、陸上がったらフィードバックするぞー」
3人を乗せて、ボートは夜の海を進んでいった。
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しぃ(プロフ) - わわわわ！！vnlさん！！！ありがとうございます！！！めっちゃいい！！キュンキュンしました！！！ (10月17日 23時) (
レス) id: 09b9babe7c (このIDを非表示/違反報告)
れ - 本当にまた来てくれるの嬉しすぎますよね！リクエストも書いてくれると宣言しとくださってありがとうございます！すごく楽しみに気長に待っていますね！新しい章も楽しみにしてます！一緒にGTAが戻ってくるまで待ちましょうね！ (10月17日 15時) (レス) @page49 id: 0e2a34e66e (このIDを非表示/違反報告)
umineko(プロフ) - ねるねるさん» 書いて頂けるんですか！？ありがとうございます🙇♀️救急隊女子も参加するとか最高です！いつまででも待つんで自分のペースで頑張って下さい！！ (9月27日 0時) (レス) id: 79e6e18a4b (このIDを非表示/違反報告)
ねるねる(プロフ) - uminekoさん» ありがとうございます!警察女子会でよければ書けると思います!もしかしたら救急隊女子とかも参加するかもしれないです! (9月11日 0時) (レス) id: 4974eeeb32 (このIDを非表示/違反報告)
umineko(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます。ほんっっとに良ければでいいのですが、サポートさんのツーショットでオイルリグベイトになってしまった事件？に夢主が加わってもっとカオスになった、とかロスサントス警察女子会in遊園地を読んでみたいです！長文失礼しました (9月3日 23時) (レス) @page4 id: 79e6e18a4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねるねる | 作成日時：2023年8月3日 9時
