紅一点は男前？6 (ページ40)

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ちびっ子。ページ40

kj side

今日はいつものスタジオやなくて海辺で撮影の日。

普段なかなか行けへんから俺も気合入っちゃっていいカメラ持ってきてん！！

みんなのええ写真撮るんや♪♪

衣装に着替えてみんなとお喋りしながら機材とか待機用の椅子が置いてあるテントに向かっていたら

sk｢んにゃ？ちびっ子がいる！！｣

kj｢へっ！？ちびっ子？｣

反応したみんなもスタッフさんたちに挨拶をしながらさっくんの元に集まって来た。

さっくんが指した方を見てみると5歳くらいの男の子が
折りたたみ式の椅子に座っとった。

A｢可愛い〜♪♪ あ、寝てる？…まだ朝早いもんね。｣

ちびっ子の可愛いらしい寝顔にみんな頬がゆるゆるや(笑)

このちびっ子は子役とかやなくて、スタッフさんのお子さんらしい。

俺らは仕事柄あんまり気にしたことないけど、今日世間は祝日やからな。保育園もお休みか！

急に夫婦で休日出勤になってしまって他に預けるところがないから連れて来たんやって！！

fk｢あぁ〜癒されるぅ。｣

父｢急にすみません…邪魔にならないようにしますので…｣

ab｢そんな！！謝らないでくださいよ。｣

sk｢ほんとに！こちらこそ癒しをありがとうございます！って感じなのに〜｣

mm｢俺らはいつでも大歓迎っす。｣

申し訳なさそうにするスタッフさんに気にしないでとフォローを入れる人達がいる一方…

iw｢おい、そんなことすんな。｣

dt｢まったく…起きちゃうでしょうが。｣

nb｢もう撮影始まっから！ほれ、行くぞ。｣

fk.A｢｢えぇ〜！！！｣｣

寝ているちびっ子の頬をつんつんしたり手を握ったり…
周りのことなんか気にも止めず癒されることに注力しとった2人は泣く泣く引きずられて行った(笑)

そしてずっとオロオロしとる可愛いやつが1人。

kj｢ラウ？どないしたん？｣

ru｢いや…めちゃくちゃ可愛いのは分かるんだけどさ、、
俺ちびっ子とかと関わったことないから…｣

寝ている子供に対して人見知りを発揮しとるらしい。笑

かなり微妙な距離を保ったまま落ち着かないのか俺の服の裾を握って離さへん。

可愛い。

kj｢大丈夫や。起きたら一緒に遊んだり。

ふっかさん達もおるからきっと楽しいで！｣

ru｢……そうだね。頑張る。｣

スタッフさんとの話を終えてこっちに来た阿部ちゃんたちと喋ってたら最初に撮影に向かったふっかさん達が戻ってきた。