紅一点は男前？5

... ページ10

mm side


ドラマではないし特にセリフがあるわけじゃないんだけど
ちょこちょこ青木みたいなリアクションをするAちゃん


チョコを食べさせ合ったり、胡座をかいて並んでみたり、どこかドラマのワンシーンを思い出させるようなショットもありつつ撮影は進んでいった



カ「じゃあ最後、目黒くんのバックハグで！」




sn「「「えぇっ！？！？」」」



メンバーが驚く中、1人バックハグを待ち望んでるAちゃん



A「ねぇ、めめ早くして〜」



mm「え、あ、あぁ…うん」



Aちゃんから抱きつかれることはあっても自分からすることはないから柄にもなく照れてしまう



ru「めめ顔あかーい！！！きゃはっ！！」



mm「うっせ！！」



dt「Aの機嫌が良かったのはこれか」


ab「あぁなるほどねぇ」


ru「みっちー役できて良かったね(笑)」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

後日、発売された雑誌をいち早く手に入れて持ってきた康二と佐久間くん。


2つの雑誌を囲むように男9人小さくなってページをめくる


ab「…あれ？めめのバックハグの写真なくない？」



kj「ホンマや。結局使わんかったんやな」


fk「まぁ、正直あの写真出したらAもめめも炎上したかもしんねぇしな」


nb「さすがにリスク高すぎたよな」



A「ん？何言ってんの？最初から載せる予定なかったよ？」



離れた所で携帯をいじってたAちゃんが口を開いた



ru「えぇっ！？どういうこと！？」



dt「…A、もしかして仕組んだ？」



A「だってみっちーばっかりズルいじゃん！！

私も井田ハグしてほしかったんだもーん」



sk「だもーんってお前…そんな理由で？」



A「カメラマンさんにデータもらった♪♪
待ち受けにした♪♪」



ドヤ顔しながら見せられた待ち受け画面にはしっかりと俺がバックハグしてる写真が設定されていた。



mm「まじか……」



iw「なにやってんだお前！！！」



A「楽屋入る前に会った衣装さんが一応用意しておきましたよってあの衣装があったの！！決して私が用意させたわけではない！！」



ru「じゃあバックハグは！？」



A「めめがスタジオ来る前に最終回の話してたらカメラマンさんがじゃあ目黒くんにしてもらう？って」



sk「全員グルかよ！！！」




ab「グルって(笑)

でもまぁ、今回は色んな人にしてやられたね〜」



Aちゃんの味方は至る所にいるらしい(笑)

甘やかすのは。→←..

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す