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ab side
打ち合わせでは本当にさっきまで泣きそうになってた奴と同一人物か？っていうくらい別人に見えたA。
体調が悪い素振りも見せず、時折笑顔が引き攣ってはいたけど、スタッフさんで分かった人はいないだろう。
俺たちも薬が効いてマシになったんじゃないかって勘違いするくらいAは最後まで笑顔で打ち合わせを乗り切り楽屋に戻ってきた。
ｶﾞﾀﾝ！！
sk｢A！？！？｣
勘違いも勘違い。
楽屋に入った途端、膝から崩れ落ちたAはそのまま床に横になった。
nb｢A！？……これ冷や汗？｣
fk｢もしかして、もう薬切れてんじゃね？｣
しまった。薬を飲んだことは聞いてたけど何時に飲んだのか聞いてなかった。
dt｢A、薬はどこに入れてるの？｣
A｢ポーチの中｣
iw｢何か胃に入れた方がいいよな？｣
mm｢あ、俺ゼリー買ってきてるわ。はい、これ。｣
dt｢ありがとう。A、これ食べてから飲んで。｣
Aはどちらも流し込むように口に入れた。
iw｢Aしんどくない？ソファに運ぼうか？｣
A｢ん、いい。とりあえず今は体動かしたくない。｣
iw｢そう？なんかあったら近くにいるから誰か呼んでよ？｣
A｢分かった。｣
Aのことを気にしつつ少し離れた所で俺らはどうすればいいか話し合うことにした。
iw｢本当はこんな感じで振り入れすんの危ない気がするんだけど、俺らも時間に余裕があるわけじゃないからさ｣
nb｢俺たちだけでも完璧にしとかねぇと…｣
mm｢Aちゃん……は見学も無理そうじゃない？｣
sk｢でも1人で帰すわけにはいかないし、マネージャーだって他の仕事もあるわけだし…｣
fk｢医務室に運ぶしかないな。なべと俺と佐久間は30分毎に交代でAの様子見よう。
舘さんと阿部ちゃんと照はこの後Aのこと頼むことになるかもしれないから照は無理だけど、2人は振り入れ早めに切り上げて買い物とか行ってもらうことになるかも。｣
｢｢分かった。｣｣
fk｢康二はAが見れるように動画撮っといてくれる？｣
kj｢もちろんやで！｣
fk｢明日、Aと仕事一緒なのめめとラウしかいないから今日は振り入れに集中してね。｣
｢｢分かった。｣｣
こういう時のふっかはものすごく頭の回転が早い。
Aやメンバーの為なら尚更。
決して1人でなんでもやろうとせず、適材適所な人選が出来る。
流石としか言いようがないよね。
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南(プロフ) - inami2baさん» リクエストありがとうございます！続編にて書かせていただきます！ (2022年2月21日 17時) (
レス) id: 4aeee1359b (このIDを非表示/違反報告)
inami2ba(プロフ) - 弱い日もあるの続きがみたいです！舘様が超甘やかす所をみたいです！ (2022年2月7日 23時) (レス) id: 7082d4bd38 (このIDを非表示/違反報告)
inami2ba(プロフ) - 更新おめでとうございます！いつも楽しみにしています！ (2021年11月8日 22時) (レス) id: 7082d4bd38 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：南 | 作成日時：2021年11月8日 19時
