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you side
どうしよう。みんなが優しい。
A｢・・・・・・｣
ab｢ん？A？大丈夫？｣
近くにいた亮平が黙り込んだ私を心配したのか少し屈んで覗き込んできた。
A｢うぅ……りょぉへぇぇ……｣
ab｢ふふ、大丈夫だよ。｣
A｢みんなが優しいんだけどぉぉぉ……｣
ab｢そりゃね。大事なお嬢様だから。｣
A｢甘やかしすぎぃぃぃ｣
ab｢あ、自覚してるんだ？笑｣
亮平とのやり取りを聞いてたみんなも笑ってくれて、少しだけ楽屋の空気が穏やかになった。
A｢うぅ、、でもちょっとダメだ。｣
空気が和んだとこ申し訳ないが痛いもんは痛い。
A｢こーじぃ、毛布取ってぇ。｣
kj｢あいよ〜。……ていうか、こっちじゃなくてええの？｣
A｢うん。ここでいい。ありがとぉ。｣
康二から受け取った毛布を頭から被り楽屋の角でフクロウのようにうずくまる。
A｢あ、みんなは好きに過ごしていいからね。｣
nb｢…むずぅ……｣
sk｢まぁ、もうすぐ打ち合わせの時間だし。
好きにさせとくし、好きにしようか(笑)｣
毛布にくるまってるからみんなの様子は見えてないけど、声だけでも十分楽しそうに話してるのが分かった。
ｺﾝｺﾝ
ス｢失礼しま……え？｣
きっと私(と思われる物体)を見たんだろうね(笑)
fk｢あーっと……気にしないでください。わら｣
ス｢あ、えーっと…あぁ、会議室準備できたんで移動お願いします。｣
｢｢｢はーい｣｣｣
iw｢だってよ。A立てる？｣
A｢ん。大丈夫。｣
大事な打ち合わせだ。楽屋を出たら切り替えなきゃ。
そう思って頑張ったけど、想像以上に長引いた打ち合わせは2時間以上かかった。
打ち合わせの途中でトイレには行けたんだけど薬がまだ飲めていない。
終盤から徐々に痛みが増してきたから多分薬が切れたってことだよね。
ス｢では、今日はこれくらいで。お疲れ様でした。｣
｢｢｢ありがとうございました。｣｣｣
自覚しちゃうともう無理。
打ち合わせが終わった時には立ち上がるのもキツかった。
でもスタッフさん達もいるし、なによりメンバー以外の人たちに女を見せたくない。舐められるのは御免だ。
笑顔で会議室を後にした。
ｶﾞﾁｬ……
A｢っっ……はぁっ！！｣
楽屋に入った途端力が抜けた。
床が汚いとかどうでもいい。
もう動きたくない。1歩たりとも。
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南(プロフ) - inami2baさん» リクエストありがとうございます！続編にて書かせていただきます！ (2022年2月21日 17時) (
レス) id: 4aeee1359b (このIDを非表示/違反報告)
inami2ba(プロフ) - 弱い日もあるの続きがみたいです！舘様が超甘やかす所をみたいです！ (2022年2月7日 23時) (レス) id: 7082d4bd38 (このIDを非表示/違反報告)
inami2ba(プロフ) - 更新おめでとうございます！いつも楽しみにしています！ (2021年11月8日 22時) (レス) id: 7082d4bd38 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：南 | 作成日時：2021年11月8日 19時
