紅一点は男前？5

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nb side



ab｢ちょちょちょ！！！A！それやめて！｣



焦ってる阿部の声にびっくりして振り向けばさっきまで着てたTシャツを脱いじゃってるA。




A｢みんなも脱いでんじゃん。

私も暑いの！！どうせこの部屋から出ないんだしいいじゃん。｣





いや、確かに俺らもすぐ着替えるつもりで脱ぎながら歩き始めてたけど。




kj｢うわぁ、俺らが脱いだのがあかんかったな…｣



fk｢俺らが脱ぐのは見慣れてるとして、なんでお前まで脱ぐかね…？｣



dt｢Aが着替える時用にちゃんとパーテーションで区切ってもらってるのに…｣




sk｢ここで脱いだら意味ないだろぉ！！！｣




わざわざスタッフさんが作ってくれたスペースがちょっとだけ可哀想……笑





ab｢スタッフさんたちが出て行った後だから良かったけどさぁ…もう、それ以上はあっちで脱いでよ｣




A｢汗でTシャツ張り付くの嫌なんだもん｣




iw｢あと数メートルじゃん。メンバーとはいえ俺ら男なんだけど。｣




A｢なに、発 情した？笑｣




iw｢しねぇよ｣




A｢ならいいじゃん。私だって涼太以外にはしないもん。｣




dt｢……え。もしかして俺危ない？｣





A｢なんで危険感じてんのよ！！！｣




ru｢ねぇ！！！俺思春期！！！｣




nb｢ぐぁははははっ！！！！｣



あーおもれぇ…笑



ラウとAがいるからか、俺らは普段からそんなに下ネタを話すことってないんだけど、如何せんAのノリが良すぎんだよなぁ



ちょっと前のめりな時あるし(笑)




まぁ、男社会の中にいればこうなるか。とも思うけど。




mm｢……てかさぁ、Aちゃん。｣




ここまで一言も発さなかった目黒がやっと口を開いた。




A｢ん？なに？｣




mm｢んー……なんか痩せた？

いや、違うな。……引き締まった？｣




nb｢はっ！！それだぁ！！！｣




俺の違和感の原因




mm｢へ？｣




dt｢あ、そういえばさっき翔太も言ってたね。

Aがいつもと違うって｣




sk｢え、なに、どゆこと？？｣




みんなの視線がAに集まる。




A｢あー、分かる？

筋トレ飽きちゃったからキックボクシング始めたんだよね〜

有酸素運動だし全身の筋肉使うし楽しいから一石三鳥！｣




｢｢｢｢はぁ！！？？｣｣｣｣




ほんと、こいつ……



いつもやることが想像の斜め上すぎんだよ！！

...→←女の子なんですけど。

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