５話 第二補佐官？ムリムリ！ ページ6
貴女「第二補佐官？」
ある日、私は閻魔大王からその話を聞いた
大王「そう！Aちゃんなる気ない？」
貴女「……ごめんなさい、お断りします」
私はそう言って、ぺこ、と頭を下げた
大王「えぇ！ならないの！？補佐官になりたがる子けっこういるんだよ？」
そうは言われても…
私は補佐官とか興味ないし
ヒラで十分だし
貴女「…補佐官は難しそうなので、ヒラで十分です」
生徒会も
班長すらやったことない
その私が鬼灯さんみたいな仕事とか
ムリムリ
あ、今日は呵責の仕事あるんだった
めっちゃ亡者ボコったる
貴女「そろそろ仕事に向かいます」
大王「あ、うん…」
貴女「あ、補佐官でしたら、やりたい人を就かせてあげて下さい…では」
ﾍﾟｺｯ
そう言い、
軽くお辞儀して刑場に向かう私
今日はどこの亡者ボコろうかな
大王「…鬼灯くんの推薦なのに…」
そんな呟きにも気づかず…
鬼灯side
鬼灯「大王、どうでした？Aさん受けてくれました？」
ワクワク
いつになく胸が踊る私
大王「…それが…」
……？
歯切れが悪いですね
鬼灯「どうしました？はっきり言いなさい」
大王「じ、じゃあ言うけど…Aちゃん、お断りしますって…ごめんなさいって…」
鬼灯「……は？」
バサバサッ
その答えに、手にしていた巻き物が落ちた
しかしそれどころじゃない
Aさんが……断った……？
なぜ…
なぜですか…！
第二補佐官は希望者も多い
しかしそれを空けていたのは
…貴女のためなのに
大王「補佐官難しそうだから、ヒラで十分だって。出世欲ないねあの子」
補佐官の仕事なら、私が教えるのに…
……決めた
Aさん…
何が何でも貴女を第二補佐官にします！
覚悟なさい…！
ｺﾞｺﾞｺﾞ…
大王「ほ、鬼灯くん？顔怖いよ…？」💧
貴女side
貴女「ッ！？」
ｿﾞｸｯ
呵責の仕事が終わったあと
部屋で冨岡さん(クッション)とくつろいでたら
謎の悪寒を感じた
…カゼ引いたのかな？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Nami☆ - 紫音さん» ありがとうございます！😄 (2月8日 18時) (
レス) id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
紫音 - 39ページめちゃ最高です!! (2月7日 22時) (レス) @page40 id: cfb03159a4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Nami☆ | 作成日時：2024年1月15日 11時
