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40話 悪女、退場 ページ41

鬼灯side

Aさんは眠ったようですね

おやすみなさい


ああ…寝姿が愛らしい


眺めていたいのはやまやまですが


「こちら」をどうにかしなくては


見下ろす先には、縛られたミヨさん


ミヨ「鬼灯様、ミヨ、獄卒になったら…」

鬼灯「貴方を獄卒にするとは一言も言ってませんが?」

ミヨ「え…」

鬼灯「それに、貴方の手は借りたくありません」

ミヨ「そ、そんな…」

鬼灯「貴方には元の世界にご退場願います」

ミヨ「いや!いや!!鬼灯様ぁ、ミヨここにいたい!!」

鬼灯「せいぜい元の世界で、私のグッズでも集めなさい」


それくらいは許しますか


ミヨ「鬼灯様の、そばにいたいの…」

鬼灯「Aさんを邪魔者にしてでもですか?」

ミヨ「もうしない!Aちゃんともっ、仲良くするからぁ!!」


どうでしょうね


白澤「そろそろやっちゃう?」

鬼灯「やっちゃいましょう」


白澤「じゃ、よろしく、麒麟、鳳凰」


白澤さんが声をかけると


スタンバイしていたのか


麒麟さんと鳳凰さんが出てきた


麒麟「こやつか、地獄と天国をかき乱したバカもんは」

鳳凰「Aさんはいい子なのに、残念だね」


ふたりは神獣の姿になる


麒麟「ほれ、お前さんもじゃ、白澤」

白澤「はいはい」


鬼灯「あ、記憶は消して下さい」

鳳凰「了解、んじゃ、いくよ」


3人は力を合わせ、


ミヨさんを元の世界に帰した


麒麟「しかし良かったのか?記憶残したままなら、ある意味仕返しにもなったじゃろ」

鬼灯「…Aさんなら、そうするかと思いまして」


戻ったとき記憶がない方が、色々苦しまずに済むから


…彼女なら、そう言うでしょうから


鳳凰「ホント、優しいよね、Aさん」


あとは、またトリップしようとか

思わないことを願うだけですね


もしまたいらっしゃる時は

寿命を終えてからにして下さい


その時は、


獄卒にくらいして差し上げますよ

41話 悪女、いい子になる→←39話 桃ジュース



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Nami☆ - 紫音さん» ありがとうございます!😄 (2月8日 18時) (レス) id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
紫音 - 39ページめちゃ最高です!! (2月7日 22時) (レス) @page40 id: cfb03159a4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Nami☆ | 作成日時:2024年1月15日 11時

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