39話 桃ジュース ページ40
貴女「はぁ…はぁ………うぅっ…」
どうも、Aです
今、すごく苦しいです
真っ黒な何かが
体の中でぐるぐるしてるような…
ものすごく、嫌な感じで苦しい
インフルエンザみたい…
苦しいよぉ…
ぽぅ…
…あれ、なんかあったかい…?
なんとか目を開いて見ると…
白澤さんが手をかざしてた
白澤「Aちゃん、大丈夫?」
貴女「…はくたく、さん…?」
何がどうなって…
桃太郎「白澤様、できました!仙桃のスムージーです!」
白澤「桃タローくん、謝謝」
白澤さんが、身を起こすのを手伝ってくれた
私は震える手でドリンクを受け取ると、
さっと支える手が…
貴女「あ、鬼灯さん…」
鬼灯さんはコクリ、と頷いた
桃ジュースを飲むのを助けてくれた
ゴク、ゴク…
優しい甘さが染みる…
貴女「…はぁ、おいし…でも何で桃?」
鬼灯「桃は邪気を払うと言われています」
白澤「そうそう、Aちゃんの中の悪いものを払うには、桃が一番だよ」
貴女「……?」
悪いもの?
白澤「さ、とにかく飲んで」
貴女「あ、うん…」
桃ジュースを飲み終わると、だいぶ楽になった
鬼灯「まだ完全ではありません」
鬼灯さんが、私を横にした
白澤「まぁね、まだだいぶ残ってるからね」
……ふたりとも、なんの話をしてるんだろう?
そうこうしてるうちに、うとうとしてきた…
くぅ…くぅ…😴
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Nami☆ - 紫音さん» ありがとうございます!😄 (2月8日 18時) (レス) id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
紫音 - 39ページめちゃ最高です!! (2月7日 22時) (レス) @page40 id: cfb03159a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Nami☆ | 作成日時:2024年1月15日 11時