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33話 強欲 ページ34

貴女「…あのさ、ミヨさん、何で私を邪険にするわけ?」


ある日、私はミヨさんに聞いた


ミヨ「アンタが邪魔だからよ」

貴女「私のことはモブとでも思ってくれればいいのに」


アニメにもたっくさんいたよ?

女の子のモブ


金魚草のコンテストとか

ゲーセンとか

衆合地獄で鬼灯さんに「入って〜」と誘ってた子とか


あの子たちもかわいいじゃんか


…アノ事(♥)は内緒にしとこ


火に油だろうから


ミヨ「モブ…モブねぇ…」


何か言いたげなミヨさん


貴女「じゃあ私は唐瓜くんと…」

ミヨ「ダメ!」


なんでじゃ


貴女「じゃあ茄子くん…」

ミヨ「ダメ!」


貴女「檎ちゃん…」

ミヨ「ダメ!」


貴女「義経くんや春一くんは…」

ミヨ「ダメ、ダメ!」


貴女「じゃ誰ならいいの」

ミヨ「誰もダメ!アンタにはあげない!!」



な、なんと…


こやつ、逆ハー狙いか!!


貴女「…モブの獄卒とか」

ミヨ「だから!アンタがくっついていい人はいないの!」


ま、マジか…


こいつ、どんだけだよ


男はみんな自分のものか!?


貴女「こうなったら女性陣に…」

ミヨ「ダメ!お香さんたちも!!」


女もダメとな!

メインキャラ全部ダメってことか


どんだけ強欲なんだよ


これ、独占欲なんてもんじゃない


もはや侵略者だぁぁ


貴女「…じゃあ、私はどうしろと」

ミヨ「アンタはいらない、消えて」


とんでもないの来ちゃったな



でもまぁ…


これだけ言わしとけば…


貴女「…へぇー、私のこと邪魔なの?」

ミヨ「そう!」


貴女「寂しいなぁ、私も入れてよ〜」

ミヨ「イヤ!」


貴女「何でイヤなの?」

ミヨ「アタシよりかわいがられてるから」


そ、そこかいな


貴女「そ、そんなことないよ〜、考えすぎだってー」

ミヨ「…そ、ならいいけど。ここにいたいなら変な事考えないでよ?」ジロリ


こ、コワ…


どこぞの令嬢かあんたは



適当に、話を終わらせ

スタンバイしていた双子ちゃんに声をかける


貴女「…双子ちゃん、どう?」

一子「ばっちり」

二子「録音もできた」

一子「あの人、とんでもないね」

二子「こっちの気持ち、無視だね」


座敷童子「友達いないね」


そ、それは言わんであげて…

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Nami☆ - 紫音さん» ありがとうございます!😄 (2月8日 18時) (レス) id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
紫音 - 39ページめちゃ最高です!! (2月7日 22時) (レス) @page40 id: cfb03159a4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Nami☆ | 作成日時:2024年1月15日 11時

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