鬼灯の冷徹オタク女子、地獄に落っこちた☆ (ページ32)

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３１話　トリップ少女、居座るページ32

貴女「………」😥

今、私、超絶困ってます

ミヨさんが、私の部屋に入り浸りで

どいてくれません

まぁミヨさんの部屋ないから仕方ないけど…

鬼滅の刃のマンガとか、勝手に読んでる

ミヨ「まさかアンタもオタクだったとはねー」

貴女「私はあなたと違って、死にましたけど？」

ミヨ「ふーん、何で？」

貴女「…ひき逃げで」

ミヨ「ぶはっ、だっさ」

ちょっと…

そんな言い草ないんじゃない？

ちょっとカチンときた💢

いいや、あとで鬼灯さんにチクったる

ミヨ「あ、これ鬼灯様じゃん♪」

今度は鬼灯さんグッズいじりだした

まぁいいか…

ミヨさんはまだいるようなので

部屋を出ると

そこには、座敷童子のふたり

貴女「双子ちゃん、今の聞いてた？ミヨさんの」ｺｿｯ

一子「うん、聞いた」

二子「アレ、ありえないね」

一子「Aさんのことバカにした」

二子「悪女確定」

貴女「あ、悪女ってほどじゃ…」

悪女は大げさじゃないかな

ミヨさんは

大好きな世界にトリップして

はしゃいでるだけなんだから

一子「でも、Aさんのことバカにした」

二子「私たち、あの人嫌い」

一子「ねー」

貴女「あ、はは…」

あーぁ、

ミヨさん、双子ちゃんの敵確定かぁ😅

貴女「何かあったら、証言してくれる？」

ああいうタイプは絶対、

「アタシ悪くないもん！」とか

「□□さんが言えってぇ」とか言う

一子「もちろん」

二子「鬼灯様とAさんのためなら」

おぅ…

私には強い味方がいるようだ

ま、ミヨさんが悪女と決まったわけじゃないが…

気をつけるに越したことはない

貴女「ミヨさんのこと見てて、こっそりとね」

座敷童子「分かった」

さて、ミヨさんのことはふたりに任せて

私は仕事に行きますか