２７話 キョンシー ページ28
貴女「チャイニーズエンジェル？」
ある日、技術課でその話を聞いた
そういや鬼灯さんのアニメの中で
そういうアニメあったっけ
鬼灯さんの幼なじみの蓬さんが
もう語る語る
よほど好きなんだなぁ
私もオタクだし分かるよ
でもこれ、ほっといたら止まんないよね
鬼灯さんが止めてくれた
で、茄子くんたちはというと
アニメのモデルになったというキョンシーに
会いに行くという
それって、たしか怪力の…
あの子だよね
なんか怖いな…
貴女「じゃ、気をつけて行ってきて…」
鬼灯「何言ってるんです、貴女も一緒ですよ」
貴女「どひ〜！」
鬼灯「閻魔大王みたいなこと言わない！」
そんなこんなで私も行くことに
五道天輪庁は
十王の中でも一番最後の場所
だいたいはここに着く前に
閻魔庁までで判決が出るらしいけど
時間かかる亡者もいるらしい
…で、この五道天輪庁
逃げ出す亡者が多い
アニメでも逃げたのいたけど
何やらかしたんだか
てか逃げんなよ
五道天輪庁に来るくらいやらかしといて逃げるとか
ホントにもう…
そういう亡者を捕まえるのが
あの子…なんだよね
鬼灯「Aさん、アニメで見たなら知ってますよね」
貴女「うん、まぁ…」
…あ、待てよ…
この流れって…
ほらやっぱり！
亡者飛んできた！
鬼灯さんが金棒で…ってダメ！
貴女「鬼灯さん、そいつほっといて！」
鬼灯さんがひょい、と亡者をかわす
その後ろの壁にぶつかる亡者
唐瓜「Aさん？」
貴女「…来る」
？？？「たぁぁぁーーッ！」
ほらね、来た
五道天輪庁の補佐官、チュンさん
亡者をボコボコにしている
茄子「なんで分かったの？」
そうだ、この子たちにはまだ話してなかった
貴女「それは、まぁ…えっと…」
言っていいのかなぁ
アニメで君たち見てたって
よし、ここはうまく濁して…
鬼灯「Aさんは、生前に私たちをアニメで見てたんですよ」
鬼灯さんんんん！？
なんであっさりバラすのかね！
唐瓜「え、俺たちアニメだったの？」
茄子「人気だった？」
えーえー人気ですとも！
グッズ売り切れるくらいに！
半ばヤケで言う私
唐瓜「Aさん、ちょ…落ち着いて…」
貴女「あ…」
蓬さんみたくなってた
そのあと白澤さんが来てチュンさんがキレた
以前付き合っていたらしい
チュン「Aさん！こいつには気をつけるヨ！」
…はい
２８話 現世の話と第二補佐官→←２６話 本当は…〜鬼灯side〜
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Nami☆ - 紫音さん» ありがとうございます！😄 (2月8日 18時) (
レス) id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
紫音 - 39ページめちゃ最高です!! (2月7日 22時) (レス) @page40 id: cfb03159a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Nami☆ | 作成日時：2024年1月15日 11時
