17話 またもラブコメ ページ18
貴女「えーっと…?」
私ことA
ただ今またも大ピンチです
何がって…
白澤さんに迫られてます!!
こんな時に桃太郎くんいないし!
どうしよ…
白澤「Aちゃん…」
貴女「な、何?」
白澤「こないだ遊んでって言ったのに、アイツとばかり一緒なのどういうこと?」
え…?
アレってリップサービスとかじゃないの?
私とガチで遊ぶ気だったの?
ちょっと待てぇぇぇ!
一旦冷静になろう、そうしよう!
私と遊んで何になる!?
黒歴史しかないぞ!?
貴女「い、忙しくて…」
白澤「ふーん…?」
疑いの目の白澤さん
てかなんで私、ここにきてモテてんだろ…?
いや白澤さんの性格は知ってるけども!
女の子にはとりあえず声かけるの知ってるけども!
私まで範疇内なの!?
貴女「そ、それに…私と遊んでもいいことないかと…」
白澤「えー、そんなことないよぉ、得しかない♪」
だから遊ぼうよ
そう言って白澤さんが私に触れてくる
優しい手つきで
その手が襟もとに向かおうとした…
そのときだった
ゴンッ!!
白澤「いったぁぁぁい!!」
女子のようなことを言ってうずくまる白澤さん
その後ろには…
鬼灯さん
…なんかユラユラ出てるけど
アレが黒いオーラってやつ?
か、顔コワッ
鬼灯「…こうなるから行かせたくなかったんですよ」
白澤「出たな闇鬼神!」
鬼灯「第一、貴方は女性ならたくさんいるでしょう」
白澤「うるさい!僕とAちゃんの時間邪魔すんな!」
バチバチ
わぁなんてこったい
夢小説で見たアレが起きてるぞぉ
キャラたちによる夢主取り合い
えー、でも待ってくれ〜
嬉しいけどさぁ
何で私がそうなるの?
私ただのモブだよ?
モブ取り合ってどうすんのさ
白澤「…っていうか、お前そんな顔してていいの?」
鬼灯「…何がです」
白澤「Aちゃん、お前の顔見て怖がってるぞ?」
いや、怖がっては…
鬼灯「…そうなんですか?」
なぜ不安げに聞くし鬼灯さん
貴女「えっと…大丈夫」
白澤「えー本当?ムリしてなーい?」
白澤さんが煽る煽る
私が怖がってたら
鬼灯さんが困ることでも…
…あれ、アノ事か?
でもアレはただの気の迷い…
うん、きっとそうだ
貴女「本当に大丈夫だから、ほら帰ろ」
白澤「むぅー、今度は遊んでよ?」
やっぱそこか…
ま、お酌くらいならいいかな
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Nami☆ - 紫音さん» ありがとうございます!😄 (2月8日 18時) (レス) id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
紫音 - 39ページめちゃ最高です!! (2月7日 22時) (レス) @page40 id: cfb03159a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Nami☆ | 作成日時:2024年1月15日 11時