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16話 取材 ページ17

貴女「……っ、かわいい!」


今日は取材が来た


その取材するのが

なんとまぁかわいいぶちネコちゃん!


この子のことは知ってる


猫又社の小判


しつこいパパラッチで

アニメでもよく鬼灯さんに絡んでた


「えげつなき戦い」では

もう関わりたくないとか言ってたのに


その割に関わるんだよなぁ(笑)



もともとネコは好きな私


取材より愛でていたい


うちの近所にもネコちゃんよくいたなぁ

家のまわりにもよく来る子もいて…


思い出していたら


ガシッ


大きな手がネコちゃんを掴んだ


貴女「あれっ」


そのあと、引き離された小判


??「…今度はAさんに取り入って取材ですか」

貴女「あ…鬼灯さん…」

鬼灯「貴女も、アニメ見ていたなら注意なさい」

貴女「ごめん…ネコ好きだから、つい…」

鬼灯「そういうところにつけこむんですよ、こいつは」

小判「えっと…?」

貴女「私はA、これでも第二補佐官です」


なりゆきだけど…


鬼灯「第二補佐官は貴女がいいと思ったので」


ヒラで良かったんだけどな…


まぁ呵責の仕事もなくはないしいいか


やっぱ獄卒っていったら呵責っしょ


悪いことした奴らをボコる

これメインでいきたかったのに


小判「第二補佐官の仕事ってニャンです?」

貴女「鬼灯さんとそんな変わらないよ、書類が多いかな」


思った以上に、ね


アニメで見た以上に書類多いの


もうちょっと働いてよ、閻魔大王…


鬼灯さん何徹してると思ってんの


ホント頼りすぎだって


こっちが働いてるのに

上司がテレビ見てたりしてたら、そら怒るわ


貴女「そうだ、雑誌で募集かけようよ」


雑誌に広告出せば、獄卒希望の人が来るはず…


鬼灯「猫又社は信用できません」


やっぱそこか…


小判「Aさんを第二補佐官にしようと思ったのは何でです?」

鬼灯「Aさんを守るためです」


守るため?

どゆこと?


鬼灯「ヒラでいる方が、逆に危ない」


小判が帰ったあと、その意味を教えてくれた


鬼灯「補佐官という肩書きがあれば、下手に手出しはできないはずですから」


もしかして…他の女獄卒のこと言ってる?


あ…そういうことか


つまりは


鬼灯さんに近い私

その私がヒラでいると

女獄卒たちからリンチ食らうと


それを防ぐために肩書きを…


鬼灯さん、ありがとう


てか、やっぱ睨まれてたのか私…

…コワッ

17話 またもラブコメ→←15話 ドキドキ



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Nami☆ - 紫音さん» ありがとうございます!😄 (2月8日 18時) (レス) id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
紫音 - 39ページめちゃ最高です!! (2月7日 22時) (レス) @page40 id: cfb03159a4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Nami☆ | 作成日時:2024年1月15日 11時

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