episode �� ページ2
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青い炎に包まれた鏡の間。
寮長と副寮長に連れられて来たはいいがこんなカオスし状況に巻き込まれるとは思っていなかった。
ふと思い出すのは1年前の今日。
〜〜〜〜〜
『A・アムール』
ざわめく会場の中声を出す。
何故僕が歩き始めてからこんなにも騒がしくなったのだろうか。
僕はこれと言って有名ではない筈なのに…
それこそ同学年のカ、カリムくん…？だっけ、その子の方がずっと有名人だ。
なんせ熱砂の国の富豪なのだから。
アジームの名くらい誰もが聞いたことあるだろう。
現3年にはレオナ・キングスカラーがいる。
夕焼けの草原の第二王子。
その人達を見てこんな状況になるのは理解出来る。
ただ、少し他の人とは違うだけの平民である僕の何がおかしいのだろう。
どうでもいいけれど。
〔ポムフィオーレ寮〕。確かキラキラしたやたら顔のいい人達が集まる寮だったか…？
毒薬を作るのが上手とか恐ろしい寮だった気がする。
その恐ろしい寮に選ばれてしまったのだけれど。
ポムフィオーレ寮の人達が集まっているのであろう他よりもどこか華やかな存在感を放つ場所へ向かう。
その最中倒れかけた人やら白目を向いた人やら意味の分からない人間がいたけれど。
後ろでばたばたと数名倒れた音がする。
体調管理は大切だ。
水分の補給も許されないブラックな学園なのだろうか。
ふと、ポムフィオーレ寮の寮長と目が合った。
確か現在2年のヴィル・シェーンハイトだったか…？
す、と目を細める様は流石だとしか言いようがない。
まさに美。
でもまぁ、人間であるからして完璧な姿は作り物でない限りありえないだろう。
僕は完璧だけれど。
まだ僕を見つめている寮長にふわり、と微笑んで列に加わった。
そしてその年のカオスな入学式。
その原因は簡単に言うところ、保健室送りになった生徒が多数いたこと。
それも皆気絶したか、気絶間際までいってしまったか。
異例だと言うが当時その意味が分からなかった。
まぁ、十中八九というかその理由は僕の顔の美しさらしいが。
美しいのもまた罪である。
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夜雨 - 三ページですよ (2020年8月18日 9時) (
レス) id: a3c70cbb44 (このIDを非表示/違反報告)
七瀬(プロフ) - 夜雨さん» 報告ありがとうございます！すみません、どこのページでしょうか…？ (2020年8月17日 21時) (レス) id: 526cecfd7a (このIDを非表示/違反報告)
夜雨 - 寮服が両服になっています。 (2020年8月17日 21時) (レス) id: a3c70cbb44 (このIDを非表示/違反報告)
美咲(プロフ) - オバブロかな？姿から「なーんてね」「ふふっ」ってぎこちなく笑って言ってるのが想像できた…。鳥肌ァ。自分の為なのに他の人の為になってるパターンあるの最高。誰かに優しく抱きしめられたい感じ？孤独から解放、理解されたい、もどかしい…先が楽しみ…(文字数許さn (2020年8月11日 21時) (レス) id: f6fdf86c66 (このIDを非表示/違反報告)
蓮(プロフ) - 主人公君の設定が滅茶苦茶刺さります……更新楽しみにしてます！ (2020年7月26日 1時) (レス) id: 0d837f5408 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：椎名 | 作成日時：2020年2月11日 22時
