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side Ace
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Aから否定されたことがただただショックで。
呆然と立ち尽くす俺たちを放って現実というのは、時間というのは無情に過ぎていく。
困惑の色を目に宿すAの友人たち。
Aは暗い顔で手を握りしめていた。
エース「っ…A！俺は！」
デュース「すまない。酷いことをしたのは…もうずっとずっと分かってる。」
エペル「話だけ！話だけ聞いて欲しい、な。」
ジャック「A…」
叫ぶ俺に釣られたようにデュースたちも叫びだす。
『っ悪い、けど…俺と君達は他人、だから。もういいよ。関わらないで欲しい。』
エース「なんでだよ！俺ら、お前が死んでからずっと…！」
『後悔してたって言いたいの？…そんなの、俺に関係ない。知らないし、そこまで追い込んだのって紛れもない君達だよね。』
「な、なぁA。話が読めないんだけど。死んだって何…？」
『…行こ。お腹すいた。』
苦い顔で俺たちから顔を背けるA。
『そこまで追い込んだのって紛れもない君達だよね。』
ゾッとした。
そうだ、その通りだ。
分かってた。分かってるつもりだった。
でも、改めてそうなんだと本人の口から聞いて酷く心臓が痛くなって。
気にしないで、と困ったように笑いながら友人達と歩くA。
羨ましい。
羨ましいけど、俺達にあそこに立つ資格なんてない。
叶わない夢だ。
諦めるしかないんだ。
漠然と、どこかで諦めていたそれを認める他、自分を保つ方法が見当たらない。
エペル「…僕、ヴィルサンのとこ行ってくる。Aくんがいたって…伝えたい、から。」
ジャック「俺も。先輩たちに言ってくる。」
エース「…おう。デュース、俺たちも行くぞ。」
デュース「分かってる。…分かってる。」
唇を噛み締めて眉間にシワを寄せるデュース。
相当こたえているらしい。
俺もだけど。
償おうと動いたその行動すらもAを怖がらせていた。
その揺るぎない事実が自分の首を絞めていく。
俺の、俺たちのやることなすこと全てがAの恐怖の対象で。
肩を震わせてその目を恐怖で染めてしまうくらいのものなんだと分かってしまった。
そして恐怖を生んだのは間違いなく俺たちなんだという事実を目の前に突きつけられ、分かっていたはずなのに、理解していたはずなのに苦しくなった。
なんで俺が苦しんでんだよ。
1番苦しかったのは、辛かったのはAだろうが。
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ユユ - もっとちゃんと更新しろよ馬鹿！......これでいいすか？ (2022年8月6日 14時) (
レス) @page9 id: 052070c032 (このIDを非表示/違反報告)
よるかぜ。(プロフ) - 続き早よぉっ！面白いし気になって寝れねぇじゃねぇか！夜しか！ (2021年5月22日 21時) (レス) id: 3ba4441e74 (このIDを非表示/違反報告)
アズ - 続き早よ (2021年5月3日 21時) (レス) id: 476a9beca3 (このIDを非表示/違反報告)
まぉ - ツイステにハマってから、様々な作品を読み漁った中で、初めて泣いた作品でした。悲しいはずなのに、苦しくなっても、文章から目が離せない。こんな素敵な作品に出会えて良かったと心の底から思ってます。長文失礼しました。無理のない程度で更新頑張ってください。 (2021年3月18日 23時) (レス) id: 341d5f51e8 (このIDを非表示/違反報告)
椎名(プロフ) - (名前)さん» 私が拘った所までしっかり見て頂けていて本当に嬉しいです！ご期待に応えられるように頑張りたいと思います( > < )ご感想ありがとうございます。 (2021年2月6日 18時) (レス) id: db59582261 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：椎名 | 作成日時：2020年11月26日 0時
