鬼灯の冷徹裏切られた獄卒…家出したった☆ (ページ4)

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３話　辞表ページ4

鬼灯side

朝起きると、Aさんがいなかった

謹慎でもしているのでしょうか

………

Aさん、

どうしてしまったのですか？

貴女は後輩をいじめて楽しむ人ではなかったはず

鬼灯「大王、Aさんは部屋ですか？」

すると、大王が青い顔で言った

大王「あ…鬼灯くん…」

手には紙

珍しく書類？

大王「Aちゃん…ここを辞めたみたい…」

は？

辞めた？

大王「朝来たらこれが…ワシの机の上に…」

辞表？

確かにAさんの字だ

大王「鬼灯くん宛ての手紙もあって…」

…………………

どうしましょうかね

おや、あれは

座敷童子のふたり

座敷童子「鬼灯さま〜」

ふたりは私に駆け寄ると、見上げてきた

一子「Aさんからの手紙」

ニ子「捨てちゃダメ」

ふたりはAさんに懐いていましたから

一子「捨てたら、絶対に後悔する」

ニ子「ちゃんと読んで」

…………

念のため後で読みますか